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【噂】フォードの次期型「エクスプローラー」は後輪駆動ベースに回帰! 400馬力超の「ST」バージョンも登場!?

Autoblog 日本版 のロゴ Autoblog 日本版 2018/02/13 06:00
© Autoblog 日本版 提供

フォードが8年前に「エクスプローラー」のラダー・フレーム構造をユニボディに替えてから、その販売実績は再び好調となった。米国における昨年の販売台数は23万8,056台を記録し、全米で15番目に売れた車種となった。勢いよく燃えているものはそのまま燃やしておけばいいというわけで、2018年モデルは装備の拡充や新色追加など僅かなアップデートに留まった。しかし、来年からシカゴ工場で生産が始まる2020年モデルには大きな変革が訪れるようだ。自動車情報サイト『The Truth About Cars(TTAC)』によると、このミッドサイズSUVは新しいモジュラー方式の後輪駆動プラットフォームに移行するだけでなく、最近リリースされたばかりの「エッジ ST」のように、ホットなSTバージョンが登場するというのだ。

後輪駆動ベースのプラットフォームが採用されるということは、エクスプローラーが起源に立ち戻るということである。というのも、エクスプローラーは初代から4代目まで、トラックをベースにした後輪駆動の"運送車"だったのだ。新しい「CD6」プラットフォームはフォードがリンカーンに投じた50億ドル(約5,500億円)の大きな一部分を占めており、これは前輪駆動、後輪駆動、4輪駆動のいずれにも適応できるという。このような柔軟性は従来のプラットフォームにはないもので、フォルクスワーゲンの「MQB」などの考え方に近い。CD6プラットフォームは、まだ名前が付けられていないリンカーンの新型車も支えることになっており、次期型エクスプローラーと一緒にシカゴ工場で生産される。どちらのモデルもアルミ製ではななくスチール製ボディになる見込みだ。

しかし、なぜ今になって後輪駆動に回帰する必要があるのだろうか? その理由はフォードの部外者には分からないが、巷では"より優れたドライビング・ダイナミクス"というものから"警察車両市場を見据えている"というものまで幅広い憶測が飛び交っている。フォードが警察向けに用意したエクスプローラーと「トーラス」は4輪駆動だったが、それが原因で大きなビジネスを逃すことになった。オハイオからニューメキシコにかけての一帯で、高速道路の分離帯で待機しているパトカーはダッジ「チャージャー」なのだ。

『TTAC』に情報を提供したフォードの関係者によると、次期型エクスプローラーでは4種類のエンジンが設定されるという。現在から継続されるのは2.3リッター直列4気筒ターボのみで、3.5リッターV6エンジンは姿を消し、新型の3.3リッターV6に替わる。これは「F-150」に搭載されているベース・エンジンだ。F-150では従来の3.5リッターV6と比べ、排気量が縮小しながらも最高出力は同じで、最大トルクは約1.4kgmほどアップした。「エクスプローラー スポーツ」の3.5リッターV6ツインターボ「エコブースト」エンジンは、リンカーン「コンチネンタル」と「MKZ」に搭載されている3.0リッターV6ツインターボに置き換えられ、これが「エクスプローラー ST」のパワーユニットにもなる。リンカーンではこのエンジンは最高出力400hp、最大トルク55.2kgmを発生するが、エクスプローラー STではさらに引き上げられると『TTAC』は見ている。トランスミッションは10速ATも選べるようになる。

そして4番目のエンジンが、ハイブリッド・パワートレインだ。これは警察の機嫌を取るという意味もある。電気のみによる航続距離は、現在のフォード車に搭載されているハイブリッド・システムよりも長くなる可能性が高い。これにも10速ATが組み合わされる。

もちろん、後輪駆動ということになれば、フォード「フュージョン」サイズで大パワーのセダンかクーペを期待するエンスージアストも多いだろう。もし、このプラットフォームを採用する後輪駆動のセダンが投入されるとしても、それは主に中国市場に向けたロングホイールベースのリンカーンになる可能性が高い。だが、ドリフト・マシンの登場に対する希望を打ち消さなければならない理由はない。

By JONATHON RAMSEY

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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