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【試乗ビデオ】ポルシェ「718 ケイマン S」 全てにおいて完璧にバランスが取れたクルマ

Autoblog 日本版 のロゴ Autoblog 日本版 2018/05/16 10:00
© Autoblog 日本版 提供

"718"はポルシェにとって特別な意味を持つ"マジックナンバー"だ。

この数字は、モータースポーツの歴史と現代のミドシップにおける関連を象徴している。だが、Autoblog読者のようなエンスージアストにとって、今日この数字はどのような意味があるのか? 実際に718を運転して探ってみよう。

「718 ケイマン」を運転する魅力に抗うことは難しい。反応性が素晴らしく、ドライバーは常に気が引き締まる。水平対向4気筒ターボ・エンジンは最高出力350psを発揮し、最高速度177mph(約285km/h)に達する。過不足なし。このセットアップ、シャシー、そしてクルマ自体とその目的にとって必要十分、まさに最適な量のパワーだ。

私は、現代の多くのクルマはパワーがありすぎると感じている。一般的に言うと、パワーが大きいのは良いことだ。世界中のフォード「マスタング」やダッジ「チャレンジャー」、そしてシボレー「カマロ」がいずれも大パワーを与えられていることは喜ばしい。最近ではトヨタ「カムリ」でさえ300馬力を超えている。だがポルシェは、自分たちが作るクルマがどういうものであるか、それらが何を意味しているか、シャシー・ダイナミクスとは何であるか、そして、同社のクルマを運転するエンスージアストの顧客が、何にワクワクするのか、そのクルマをどういうふうに使うつもりなのか、全てを明確に知った上で最適なバランスを取る正しいやり方を心得ているのだ。長々と語ってしまったが、つまり最高出力350psは、このクルマにピッタリだということだ。

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運転席からの眺めは非常に良く、視界は良好だ。着座位置が低くて乗り心地は引き締まっている。間違いなく、真のスポーツカー・ダイナミクスを備えていると言えるだろう。だが、私にとってこのキャビンは少しシンプル過ぎるように感じる。我々の試乗車は、外観は美しく、サファイア・ブルーのボディが文字通り輝いている。しかしインテリアは全てブラックで、使用されているレザーもわずかだ。素敵なトリムだが、まずまずと言ったところだ。8万2,000ドル(約900万円)という価格には少々物足りない。もう少し何かが欲しいように感じる。派手なトリムが欲しいとか、カーボンファイバーを増やしてほしいといったようなことではない。もう少し上質な素材を使用して欲しいというようなことだ。

718 ケイマンは最高にパワーがあるわけでも、最高に高価なわけでもない。しかし、全てにおいて完璧ににバランスが取れている。暴力的ではないがスポーティ。派手ではないが魅力的。運転を純粋に楽しみたい人にとって、718 ケイマンは最高のクルマだ。

By AUTOBLOG STAFF

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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