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アストンマーティンがフェラーリから3人の「重要人物」を引き抜き、「488 GTB」に挑戦するミドシップ・スポーツカーを開発中

Autoblog 日本版 のロゴ Autoblog 日本版 2017/10/09
© Autoblog 日本版 提供

【ギャラリー】Aston Martin Valkyrie16

アストンマーティンは、フェラーリや他のスーパーカー・メーカーに向けた挑戦状となるアグレッシブな製品の投入を急いでいる。

先頃スペインのカタルーニャで行われた「DB11 V8」の発表会場で、米国版Autoblogの記者はアストンマーティンのアンディ・パーマーCEOに取材し、フェラーリ「488 GTB」やマクラーレン「720S」、ランボルギーニ「ウラカン」に対抗するミドエンジン車の計画について新たな情報を聞くことができた。

パーマー氏によれば、アストンは3億円を超えるハイパーカー「ヴァルキリー」の開発から得た多くの成果を、2020年頃に投入予定の新型ミドエンジン車に応用する計画だという。以下のインタビューで言及されているように、その新型車の開発は急速に進行しているようだ。

Andy Palmer, chief executive officer of Aston Martin Lagonda Ltd., reacts during a Bloomberg Television interview in Singapore, on Saturday, Sept. 16, 2017. Palmer discussed the impact of Brexit on the auto industry. Photographer: Vivek Prakash/Bloomberg via Getty Images © Autoblog 日本版 提供 Andy Palmer, chief executive officer of Aston Martin Lagonda Ltd., reacts during a Bloomberg Television interview in Singapore, on Saturday, Sept. 16, 2017. Palmer discussed the impact of Brexit on the auto industry. Photographer: Vivek Prakash/Bloomberg via Getty Images

Autoblog:ミドエンジンのスポーツカーを投入予定と聞きました。私が運転したクルマの中では、フェラーリの488 GTBが特に優れていると思っています。これにどう対抗しますか?

アンディ・パーマーCEO:同感です。488はセグメントでベストなクルマです。我々はそれに挑戦しようというわけです。この発言、この意味の重大性は承知しています。

Autoblog488 GTBにどのように挑戦しますか?

アンディ・パーマーCEO:まずは、フェラーリから車体構造部門のトップ、パワートレイン部門のトップを引き抜きます。実は、すでにフェラーリの重要人物を3人、当社に迎えました。これはフェラーリに対する大いなる敬意の表れです。488はセグメントを代表する本当に良いクルマですからね。3人は今、私のところで働いています。その彼らと、ご存じのニック(・ラインズ。アストンマーティンのチーフ・プランニング・オフィサー)、マレク(・ライヒマン。アストンマーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサー)が力を合わせれば、素晴らしいクルマが作れるはずです。そのイメージは明確になってきました。

Autoblog開発の進み具合は? クレイモデルはすでに出来ているのですか?

アンディ・パーマーCEO:ええ、4分の1スケールで8台のモデルが製作されており、その中に私が特に惹かれているものが1つあります。それは工程を進めて、ゲイドンとは別の場所、ミルトンキーンズにあるスタジオに送りました。488に取って代わるクルマがどんなものになるかについても、たくさんの良いアイディアがあります。この市場に参入するなら、488の先を行く必要があります。その意味は重々分かっています。

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パーマー氏が引き抜いた3人のうち、1人目はMax Szwaj氏で、フェラーリとマセラティでイノベーション部門と車体構造部門のトップを務めていた人物だ。Szwaj氏はアストンマーティンの本社があるゲイドンに副社長および最高技術責任者という地位で迎え入れられている。2人目のJoerg Ross氏はフェラーリとマセラティの先行開発エンジン部門を率いていた。彼はアストンでパワートレイン部門のチーフ・エンジニアに着任している。そして3人目はごく最近、イタリアのモデナから来たようだが、まだ公式には発表されていない。

アストンマーティンが将来投入する新型モデルは、ラインアップ上ではグランツーリスモの「ヴァンキッシュ」とハイパーカー「ヴァルキリー」の間に位置することになる。その一方で、この英国の高級車メーカーは既存ラインアップの刷新にも着手しており、その先陣を切ったDB11の次には、アストンのまったく新しいモデルとなるSUV「DBX」が発売を控えている。フェラーリ 488のライバルはその後に加わるものと思われる。

By MATTHEW ASKARI

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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