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ピレリがスーパー耐久でのワンメイクタイヤサプライヤーに

webCG のロゴ webCG 2018/01/13 18:00 webCG

ピレリがスーパー耐久でのワンメイクタイヤサプライヤーに © webCG Inc. 提供 ピレリがスーパー耐久でのワンメイクタイヤサプライヤーに

スーパー耐久機構は2018年1月12日、記者発表会を開催し、スーパー耐久シリーズの2018年シーズンについて、概要を発表した。

日本市場を重視して決定

スーパー耐久シリーズは、市販車ベースのレーシングカーにより競われる国内レースで、1500cc以下の車両によるST5から、2017年に新設されたFIA GT4マシンが参加可能なST-Zまでの、8クラスが設定されている。

そんなスーパー耐久シリーズの今シーズンにおける大きなトピックは、タイヤがピレリのワンメイクとなること、そして、富士スピードウェイで24時間レースが開催されることだ。

ピレリは、スーパー耐久機構とパートナーシップ契約を結び、スーパー耐久参戦の全チームにタイヤを供給することとなった。これによりレースの名称も、「ピレリスーパー耐久シリーズ」に改められる。

F1をはじめ、さまざまなレースにワンメイクでタイヤ供給を行うピレリだが、今回の決定に至った背景には、日本市場が重要なマーケットのひとつとして認識されていることや、スーパー耐久参戦車のベースとなるプレミアムカーの多くに、ピレリのタイヤが装着されていることがあるという。今後、日本およびアジア圏での同ブランドの存在感を一段と強めるのが狙いだ。

今シーズン供給される「Pゼロ」のレースタイヤは、アメリカで行われるピレリワールドチャレンジ用と同じもの。イタリア・ミラノを拠点とするピレリだが、日本における拠点と本国との連携により、各チームが満足できるだけの、しっかりとした支援を行うとしている。

久々の24時間レース

そして最大のニュースは、スーパー耐久における24時間レースの復活だ。1980~90年代に開催されたツーリングカーレース「インターTEC」の名を受け継ぐ「富士SUPER TEC」を、「富士SUPER TEC 24時間」として開催する。

舞台となる富士スピードウェイでの24時間耐久レースの開催は、50年ぶりになるという。夜間の騒音を抑えるために、ST-X、ST-Z、ST-TCRの各クラスのマシンに対しては、メーカー指定のローノイズレベル仕様のサイレンサー装着を義務化。それ以外のカテゴリーについても騒音規制を課すという。

その一方で、事前に開催される公式テスト走行には21時までの夜間走行枠を設け、各チームの24時間レース対応を支援する。開催日時は5月31日~6月3日の4日間に決定しており、決勝レースは6月2日の15時にスタート。翌6月3日の15時にゴールを迎える予定だ。

タイヤのワンメイク供給や24時間レースの開催など新たな魅力を加えたピレリスーパー耐久シリーズ。車両規定やエントラントなどは今後発表され、3月31日~4月1日の第1戦富士を皮切りに、11月3日~4日に行われる最終戦岡山までの全6戦で争われる。

(文と写真=大音安弘)

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