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ホンダ、新型「インサイト」の生産を米国インディアナ州で開始

Autoblog 日本版 のロゴ Autoblog 日本版 2018/05/17 17:15
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ホンダは、米国インディアナ州グリーンズバーグの工場で2019年型「インサイト」の製造を開始した。同社は、電動化モデルのラインアップを拡大するこの新型ハイブリッド・セダンを製造するために、同工場及びオハイオ州の3つの工場に6,150万ドル(約67億8,000万円)を投資した。

「ホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・インディアナ」工場は、3,250万ドル(約35億8,000万円)の投資を受け、北米市場向けインサイトの全車両を製造する予定だ。その投資金は、インサイトのフロントエンド・モジュールを組み立てる工場の建物を1万9,200平方フィート(約1,783平方メートル)に拡張することに費やされた。インディアナ工場で、ラジエーターや冷却ファンなどのコンポーネントとフロント・フレームを組み合わせたモジュールの製造を行うのは初めてだが、ホンダは2016年型「シビック」で初めてモジュール化による生産を導入し、現在では「アコード」や「CR-V」にも採用している。インディアナ工場は、高電圧配線やバッテリー・ユニット、パワー制御システムのような電気系システムの組み込みを含む製造工程も担当している。

この生産が始まったことで、ホンダはインサイト、シビック、そしてCR-Vの全てをインディアナ州工場の同じ組立ラインで製造することになる。 

Associates at the Honda Manufacturing of Indiana plant celebrate the start of production of the all-new 2019 Honda Insight. © Autoblog 日本版 提供 Associates at the Honda Manufacturing of Indiana plant celebrate the start of production of the all-new 2019 Honda Insight.

隣りのオハイオ州にある3つの工場も、新型インサイトの製造に関わっている。ホンダが2,900万ドル(約32億円)を投じたラッセルズ・ポイントのトランスミッション工場ではツインモーターユニットを製造。バッテリーパックは発表されたばかりの新型「アコード ハイブリッド」を製造するメリーズビルの工場で組み立てられ、1.5リッター直列4気筒アトキンソンサイクル・エンジンはオハイオ州アンナにあるエンジン工場で製造される。

ホンダは、3月に開催されたニューヨーク国際オートショーでインサイトの市販車モデルを発表した。このハイブリッド車は、ガソリン・エンジンに発電用モーターと走行用モーターを組み合わせ、システム合計で最高出力151hp、最大トルク27.2kgmを発生。ボンネットはアルミニウム製で、軽量化に貢献している。燃費に関してはEPA(米国環境保護庁)からの発表はまだないが、ホンダによると市街地ではトヨタ「プリウス」(54〜58mpg)やヒュンダイ「アイオニック」(55〜57mpg)と同レベルの55mpg (約23.4km/L)になるという。

ホンダは2030年までに全世界で販売する車両の3分の2を電動化するという目標を掲げているが、新型インサイトの販売目標は発表されていない。米国版Autoblog編集部はホンダにコメントを求めたが、まだ返事は返ってきていない。セダンの売上が低迷し、ハイブリッド車の売り上げを伸ばそうと苦戦する中で投入されるインサイトは、ホンダが過去18ヶ月以内に米国で発売した電動化モデルとしては「クラリティ フューエルセル」「クラリティ エレクトリック」「クラリティ プラグイン ハイブリッド」「アコード ハイブリッド」に続く5車種目となる。

ホンダによれば、インサイトは米国で販売されている同社のラインアップにおいて、シビックとアコードの間という位置付けになるという。2019年モデルとして今年夏の初めに発売される予定だが、価格はまだ発表されていない。

By Sven Gustafson

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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