古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

新型「レクサスLS」の国内販売がスタート

webCG のロゴ webCG 2017/10/19 webCG
新型「レクサスLS」の国内販売がスタート © webCG Inc. 提供 新型「レクサスLS」の国内販売がスタート

トヨタ自動車は2017年10月19日、レクサスブランドのフラッグシップセダンである「LS」の新型を発表した。ハイブリッド車は同日に、ガソリンエンジン車は同年12月18日に販売が開始される。

独創的な美しさも追求

1989年に誕生し、世界を震撼(しんかん)させた初代(日本名「トヨタ・セルシオ」)から数えて5代目となる新型レクサスLS。初代以来継承されているスムーズでパワフルな走り、圧倒的な静粛性や快適性といったLSのDNAはそのままに、革新的なデザインや数々の先進技術を備えた、新たなレクサスの象徴となるフラッグシップセダンである。

今回のフルモデルチェンジは、「初代LSの衝撃を超えるクルマを」という豊田章男社長からのメッセージを受けて、従来の高級車の常識や概念にとらわれず、新たな価値観の提供を目指して11年ぶりに実施。プラットフォーム、パワートレインをはじめ、クルマを構成する要素を完全に刷新、スタイルも性能も飛躍的に進化した。

プラットフォームは今春にデビューしたフラッグシップクーペ「レクサスLC」に続いて、低重心が特徴の新世代FR用プラットフォームである「GA-Lプラットフォーム」を導入。ボンネット、トランクリッド、フロントフェンダーや前後ドアなどにアルミを使用したボディーは、レクサスのセダンとしては初めて6ライトキャビンを採用、斬新な4ドアクーペ風シルエットを創出した。ボディーやドアフレームとドアガラスの段差を極限までなくしたフラッシュサーフェスウィンドウをレクサスとしては初採用し、Cd値0.29という優れた空力性能を実現している。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=5235×1900×1450mmで、先代LSのロングホイールベース(LWB)版と比べ25mm長く、25mm幅広く、15mm低くなった。ホイールベースは3125mmで、先代のLWB版より35mm長い。今のところ、ボディーはこの1種類のみとなっている。

インテリアは、運転に集中できるコックピットと、ゆとりある後席空間の融合がうたわれている。コックピットは、上部のインストゥルメントパネルやドアトリムを水平基調のデザインとする一方、下部はソフトで厚みのあるコンソールとアームレストで心地よい安心感を創出。上下で異なる空間構成とすることで、広がり感と安心感を両立した。

後席は、ドアトリムやシートバックがシームレスにつながり、乗員を包み込む連続性のある空間を目指した。また折り紙にヒントを得て、匠(たくみ)の手作業で独特な折り目をつけたドアトリムや、切子細工をモチーフに繊細な造形を実現したドアトリムオーナメントなど、随所に日本の伝統工芸と最新の生産技術が融合した独創的な意匠が見られる。

新開発のターボエンジンを採用

パワーユニットは、「LS500」が世界トップレベルの熱効率による動力性能と環境性能を高次元で両立した、レクサス初となる新開発の3.5リッターV6直噴ツインターボエンジンを搭載。最高出力422ps(310kW)/6000rpm、最大トルク600Nm(61.2kgm)/1600-4800rpmという、先代の5リッターV8を上回る出力とトルクを発生、「LC500」にも搭載しているDirect Shift-10AT(10段AT)との組み合わせにより、圧倒的な静粛性とフラットなトルク特性を生かした爽快な加速フィーリングを誇る。

「LS500h」には、先に「LC500h」に搭載されたマルチステージハイブリッドシステムを採用。299ps(220kW)/6600rpm、356Nm(36.3kgm)/5100rpmを発生する3.5リッターV6エンジンと2つのモーター、そして10段の模擬変速制御を組み合わせて、システム最高出力は359ps(264kW)。エンジンとモーター双方の出力を制御することで、低速域から高速域までパワフルかつ高効率な走りを実現。EV走行領域も拡大し、エモーショナルな走りと優れた経済性を両立した。なお、駆動方式は、LS500とLC500hの双方に2WD(FR)と4WDが用意される。

足まわりには、LCで開発した前後マルチリンクをベースとする電子制御エアサスペンションを採用。フラッグシップセダンにふさわしい優れた操縦安定性と乗り心地を実現した。乗降時に最大30mm車高を上昇させて乗り降りしやすくする、レクサスならではのおもてなし機能も備わる。

新時代を切り開くフラッグシップだけに、最先端の予防安全技術も惜しみなく投入されている。歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティーシステム、レーダークルーズコントロール、レーンデパーチャーアラート、レーンキーピングアシスト、そしてオートマチックハイビームからなる予防安全パッケージである「Lexus Safety System+」を標準車に装備。それ以外のモデルには、世界初となる歩行者注意喚起・アクティブ操舵回避支援機能を備えたプリクラッシュセーフティーシステムや、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシストにレーンチェンジアシストを連携させた運転支援を行うLexus Co Driveなど、さらに高度な先進安全機能を加えた「Lexus Safety System+A」を搭載。それらの安全運転支援情報を表示する大型カラーヘッドアップディスプレイも備わる。

これらのほかにも、枚挙にいとまがないほどの世界初やレクサス初となる技術や装備が満載された新型LS。バリエーションはLS500、LS500hとともに「標準車」「Iパッケージ」「Fスポーツ」「バージョンL」「エグゼクティブ」の5グレードがラインナップされる。

価格は以下の通り。

  • LS500(FR):980万円
  • LS500(4WD):1020万円
  • LS500“Iパッケージ”(FR):1042万円
  • LS500“Iパッケージ”(4WD):1082万円
  • LS500“Fスポーツ”(FR):1200万円
  • LS500“Fスポーツ”(4WD):1210万円
  • LS500“バージョンL”(FR):1320万円
  • LS500“バージョンL”(4WD):1360万円
  • LS500“エグゼクティブ”(FR):1500万円
  • LS500“エグゼクティブ”(4WD):1540万円
  • LS500h(FR):1120万円
  • LS500h(4WD):1160万円
  • LS500h“Iパッケージ”(FR):1180万円
  • LS500h“Iパッケージ”(4WD):1220万円
  • LS500h“Fスポーツ”(FR):1310万円
  • LS500h“Fスポーツ”(4WD):1350万円
  • LS500h“バージョンL”(FR):1460万円
  • LS500h“バージョンL”(4WD):1500万円
  • LS500h“エグゼクティブ”(FR):1640万円
  • LS500h“エグゼクティブ”(4WD):1680万円

(文=沼田 亨)

◆「レクサスLS」のフォトギャラリー(前編)はこちら

◆「レクサスLS」のフォトギャラリー(後編)はこちら

© webCG Inc. 提供

webCGの関連記事

image beaconimage beaconimage beacon