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ベッテル「今回のレースを退屈だと批判するのは、短絡的だと思う」

motorsport.com のロゴmotorsport.com 2018/06/13 20:10 Glenn Freeman
Sebastian Vettel, Ferrari SF71H leads at the start of the race © Patrick Vinet / Sutton Images Sebastian Vettel, Ferrari SF71H leads at the start of the race

 現在ランキング首位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、たとえ”退屈”に見えたとしても、カナダGPのようなレースを批判する人たちは”短絡的”だと考えている。

 カナダGPはベッテルの圧勝に終わった。ポールポジションからスタートしたベッテルは、一度も首位を明け渡さないまま、トップチェッカーを受けた。

 レース中、特に上位争いでは、オーバーテイクのシーンはほとんどなかった。ベッテルは前述の通り一度も首位を明け渡さず。2番手争いも、スタート直後のターン1〜2にかけてバルテリ・ボッタス(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がサイド・バイ・サイドになったものの、順位は変わらなかった。ダニエル・リカルド(レッドブル)だけは、スタートでキミ・ライコネン(フェラーリ)を交わし、ピット戦略でルイス・ハミルトン(メルセデス)も抜いて、ポジションをふたつ上げた。

 優勝したベッテルに、なぜレースがエキサイティングではなかったのかと尋ねると、「理由なんてないよ。答えを探したって意味がない」と語り、メディアに対して「何か別のことを書いた方が良い」と指摘した。

「レース自体、もしくは今回のレースを批判するのは、正当だとは僕は思わない」

 そうベッテルは語った。

「退屈かどうかは分からない。僕の視点から言えば、クルマの中では今でも忙しい」

「僕は好きじゃない……なぜ今の人たちはそんなに短絡的なのか、それが分からない。今年これまでの7レースを戦い、いくつかのレースは驚異的な内容で、他のいくつかは退屈だった」

「来週からはサッカーのワールドカップが始まるけど、多くのゲームがエキサイティングなモノじゃないと思う。でも、みんなそのゲームを観るだろう。でもいくつかのゲームは信じられないほどのモノになるはずだ」

「それは、いつも僕らが楽しみにしていることだ。しかし、常に良くなり続けるなんていうことはない」

「僕らはクルマの中で仕事をし、レースできるならばレースをする。しかし一方で、レースを避けようともする。ペースを上げて視野から消えてみたり、前に留まったり、オーバーテイクされないようにしたりするんだ」

「いくつかのレースはエキサイティングだけど、他のレースはそうではないんだ」

 ベッテルのライバルであるハミルトンは、F1について”ばかばかしい話”はしたくないと語ったが、もしファンがレースについて平穏すぎると感じているなら、それは残念だと語った。

「僕はレースを観ていないから、皆さんの気持ちが分からないんだ」

 ハミルトンはそう日曜日の夜に語った。

「今日のレースはあんまり多くのオーバーテイクが無かったと聞いた。そして何人かの友人は、レースの最もエキサイティングな部分は、1周目のクラッシュだと言っていた」

「もしF1がそういうモノだという話なら、それを聞くのを辛い。だって、それ以上のモノがたくさんあるのに」

 ボッタスは、クルマに乗っている時にはやることがとにかくたくさんあるので、退屈する暇などないと語った。

「セブ(ベッテル)が言ったように、僕らは常に、できる限りプッシュしている」

 そうボッタスは語った。

「僕らはクルマの中で、飽きるほどの十分な時間があるわけじゃない」

「やらなければならないことが常にあり、それに100%集中し続けなければいけないんだ」

「今後も良いレースがあるだろう。それは間違いない。今回は(フェルスタッペンと)並んだけど、そこでは何も起こらなかった」

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