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ル・マン24時間のテストデーがキャンセルに。新型コロナの影響で例外的措置

motorsport.com のロゴmotorsport.com 2020/03/26 11:44 Gary Watkins
#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez, Brendon Hartley, Sébastien Buemi © Alexander Trienitz #7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez, Brendon Hartley, Sébastien Buemi

2020年のル・マン24時間レースのテストデーは、新型コロナウイルスの影響による過密日程を考慮した結果、中止されることとなった。

 新型コロナウイルスの影響により、当初の6月開催から9月開催に延期された2020年のル・マン24時間レース。通常、イベントの2週間前には“テストデー”が設けられるが、主催者のフランス西部自動車協会(ACO)は、今年のテストデーは実施されないと認めた。

 ACO会長のピエール・フィヨン曰く、新型コロナウイルスのパンデミックにより「優先順位を再考する必要があった」という。

 2020年のル・マン24時間レースは9月19日〜20日に行なわれる予定となっているが、その2週間前である9月5日〜6日には、4月に開催予定だった2輪のル・マン24時間レースが予定されている。フィヨンは「3週間の内にふたつの大規模なイベントを開催することは非常に大きな挑戦」だとして、そのためにはテストデーを犠牲にせざるを得なかったと語った。

 彼はまた、FIA 世界耐久選手権(WEC)とヨーロピアン・ル・マン・シリーズの日程がタイトになる可能性が高い現状で、テストデーを開催することは各チームの負担になるという懸念もあったと説明した。さらにテストデーはル・マン24時間レースよりも歴史が浅く、過去に何度かキャンセルされているということもポイントのひとつだったという。

 そしてフィヨンはこう付け加えた。

「我々はこれまで、このような状況に直面したことはなかった。こういった前例のない状況では、例外的な措置が必要だ」

 ル・マン24時間レースの詳細なスケジュールは後日発表される予定だ。またACOは4月初旬に、延期となっているスパ6時間レースがリスケジュールされるのかどうか、そして2020/2021シーズンのカレンダーに変更があるかどうかについて明らかにするようだ。

 ル・マンのテストデーは1960年代から1970年代前半に行なわれた後、1980年代に一時復活し、1993年に再復活して現在に至る。再復活後にテストデーが実施されなかったのは、2009年と2010年。これはいわゆる“リーマン・ショック”による世界的な景気後退の影響によるものだった。

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