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メルセデス・ベンツ Sクラスがフェイスリフト|Mercedes-Benz

OPENERS のロゴ OPENERS 2017/08/10 OPENERS
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メルセデス・ベンツ日本はSクラスのフェイスリフトを発表した。一部車種を除き9月上旬より順次納車が開始される。価格は1,128万円から。

Text & Photographs by UCHIDA Shunichi

モダンラグジュアリーをよりいっそう強調したデザイン

今回のフェイスリフトのポイントはデザイン、インテリジェントドライブの進化、そしてテレマティックサービスの「Mercedes me connect」が挙げられる。

エクステリアで大きく変更されたのはフロントフェイスとリア周りだ。ヘッドライトは光ファイバーによる特徴的な3本のラインが入り、グリルはこれまで12気筒のみに採用されていたツインルーバーを全車で採用。

リアではLEDリアコンビネーションランプを、満天の星空の輝きを想起するクリスタルルックに変更。視認性を確保しながらも、状況によって発光量を調整することにより眩惑を防ぎ、 見た目の華やかさだけでなく安全性にも寄与している。また、LED リアコンビネーションランプが内側から外側へ、下側から上側へと流れるように解錠・施錠時に点灯するカミングホーム ファンクション機能も導入された。


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リアバンパー下部もデザインが変更され、左右のエグゾースト エンドを結ぶワイドなクローム トリムが採用された。

インテリアでは、現行モデルの一体感のあるインパネ周りのデザインは継承しながらも、大型のコックピット ディスプレイや、タッチ コントロール ボタン付のマルチファンクション ステアリング、照明色がゆっくりと変化し続けるマルチカラーアニメーションを搭載したアンビエントライト(64 色)などが装備された。

これらのデザイン変更の結果、メルセデスのフラッグシップならではの威厳はそのままに、最高のクオリティを誇る素材とクラフトマンシップにより、メルセデス・ベンツのデザインコンセプト、“モダンラグジュアリー”をより明確に表現しているという。

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進化したインテリジェントドライブ

「Eクラス」を筆頭に着々とインテリジェント ドライブを進化させているメルセデス。Sクラスのフェイスリフトにおいても当然更なるバージョンアップが図られた。インテリジェント ドライブは、レーダーセンサーやステレオ マルチパーパス カメラ、超音波センサーにより自車の周囲を常に監視する複合的なセンサーシステムで、先行車両、 横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し状況を判断、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストすることでドライバーの負担を軽減し安全性と快適性を向上させるものだ。

先行車との車間距離を維持するアクティブ ディスタンス アシスト ディストロニックに、自動再発進機能を新たに追加。停止後30秒以内であればアクセルを踏まなくても自動的に再発進する。操作方法は、ステアリング上にスイッチを配置することで、より直接的に操作が可能になった。


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アクティブ ステアリング アシストも強化。車線が不明瞭な場合や検知できない場合でも周囲の車両やガードレール等を検知しステアリング アシストを行う。また、Eクラスで初採用されたアクティブ レーンチェンジ アシストも今回からSクラスにも装備された。

そのほかセグメント最長の照射距離を誇る、マルチビームLED(ウルトラハイビーム付)を メルセデス・ベンツでは初導入。最長650メートルまで照射が可能である。


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また、快適な乗り心地を実現するマジック ボディ コントロールは、コーナリング時にバイクのライダーのように車体を内側に傾ける(最大2.65度)ことで、 乗員に働く横加速度を軽減し、より安定した爽快なコーナリングを実現するダイナミック カーブ機能が追加された。

今回の発表会のために来日した、独ダイムラー社Sクラス開発担当のドミニク・フォーフト氏は、「Sクラスは、自動で車線を変更したり、障害物を回避したり、車間距離を保つことが可能です。言い換えるとこの新型Sクラスは、自動運転に対し、更なる大きな一歩を踏み出したといっていいでしょう。まるで、隣にアシスタントが座って、常にドライバーに対して最新の情報を提供している様なものですから」とコメントした。

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初採用のテレマティックサービス、Mercedes me connect

新型Sクラスには、通信機能を持つことでユーザーの利便性を向上するテレマティクス サービス「Mercedes me connect」が搭載された。この機能は大きく3つのカテゴリーに分けられる。

ひとつは安心安全サービスだ。24時間緊急通報サービスは、事故検知時(エアバッグ、シートベルトテンショナー展開時)、または車内にあるSOSボタンが押されたときに、コールセンターが消防に連絡する。また、24時間故障通報サービスでは、ツーリングサポートが必要な際に、コールボタンを押すことでツーリング サポート センターにつながり、対応を求めることが出来るものだ。


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次に、快適サービス。これは、リモート パーキング アシストなどを3年間無償で提供するもので、スマートフォンの操作でドアのロック・アンロックが出来るほか、車両の走行距離、燃料計、平均燃費等の 状態をアプリ等で確認出来るリモート(車両)ステータス確認。天気情報やインターネットラジオを表示、使用出来るMB Apps。駐車位置検索は、駐車した車両の位置をアプリの地図上に表示。また、走行中の車両位置をアプリの地図上に定期的に表示する。

また、メルセデスベンツ初となるリモート パーキング アシストは、ドライバーが車外から車両の車庫入れ・車庫出しをスマートフォンで操作するもので、縦列駐車・並列駐車スペースへの駐車操作及び前進、後退が可能だ。また、狭いガレージから出る際など、途中で検知した障害物を回避しながら、前後に最大15メートル動かすことが出来る。狭い通路では、ドライバーによる確認後、ドアミラーを折りたたむことが出来、これにより、検知済みの障害物により接近することが可能となった。

最後はおもてなしサービスだ。メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービスを1年間無償で提供するもので、車内から専用ボタンを押すだけで専門のオペレーターが24時間365日対応し、車載された通信モジュールを利用し、ナビゲーションの目的地を設定するほか、レストランやホテル等の検索・予約も行ってくれる。

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7つのラインナップを導入

日本に導入されるSクラスは7つのラインナップが揃えられた。まずノーマル ホイールベースの「S 400」は、3リッターV型6気筒直噴ツインターボ エンジンを搭載。そして、低負荷での走行の際に4気筒を休止する機能により、燃料消費量とCO2排出量を抑制する新型4リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載する「S 560 long」。メルセデス最新の四輪駆動システム、4MATICを搭載した「S 560 4MATIC long」。V12エンジンを搭載する「S 600 long」が設定された。

メルセデスAMGモデルでは、AMGシリンダーマネジメント(気筒休止)を採用した新型4リッターV型8気筒直噴ツインターボ エンジンを搭載のメルセデスAMG「S 63 long」。トルク可変型四輪駆動システム、AMG 4MATIC+を装備し、0-100km/hは3.5秒のパフォーマンスを発揮する、メルセデスAMG「S 63 4MATIC+ long」。V12エンジン搭載のトップパフォーマンスモデルメルセデス「AMG S 65 long」の3モデルが用意される。


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メルセデス・ベンツ日本代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏は、「Sクラスは1972年のデビュー以来、常に最新の技術を搭載し、メルセデス・ベンツの“最善か無か”を体現してきたクルマです。今、世の中では当たり前の様に使われている安全装備の数々をメルセデス・ベンツが開発し、いち早くSクラスに採用してきました」とコメント。その例は数多く、ブレーキング時にタイヤがロックすることで、操舵不能になることを防ぐアンチロック ブレーキシステム(ABS)をはじめ、エアバッグや、衝突時にシートベルトを巻き上げることにより乗員を確実に座席に固定し、乗員の保護性能を向上するシートベルトテンショナー、また、横滑り防止装置のESP、レーダーによる自動追従機能のディストロニック、衝突時までのわずか数秒の間に乗員の命を守りやすい状態を作るプリセーフ、自動運転につながる技術インテリジェント ドライブなどがあり、「常に世界の自動車を牽引してきたといっても過言ではありません」という。

また、前出のドミニク・フォーフト氏も、「我々がSクラスで目指しているものは、非常に単純で、世界最高のクルマを作りたいということです」と明言。その結果、こういった安全装備等がSクラスを経て標準化されてきているという。


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1972年のデビュー以来、約400万台のSクラスが販売された。2016年も世界のラグジュアリーセダン市場でベストセラーとなり、フォーフト氏は、「このイメージを我々は大切に育てていきたいと考えています」と述べる。

そして、「この最新モデルもトレンドセッターとなるようなフィーチャーをたくさん盛り込みました。その結果、この最新モデルの開発は多岐にわたり約6500の部品、コンポーネントが刷新されたのです」とし、それらは新しいエンジンやヘッドランプ、ステレオカメラ、そしてスタートボタンと細部にまでわたる。その結果、「ドライバーのステータスがより一層一目瞭然となりました。そしてSクラスは類なきものを求める人たちのための、類なきクルマだといっていいでしょう」と位置付けた。

問い合わせ先

メルセデスコール

0120-190-610

http://www.mercedes-benz.co.jp/

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