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【ぴいぷる】“撮りたくなる女”玉城ティナ 女優としての幅を広げるために…一人旅、フィルムカメラで感性磨き

zakzak のロゴ zakzak 2020/03/26 17:23
【ぴいぷる】“撮りたくなる女”玉城ティナ 女優としての幅を広げるために…一人旅、フィルムカメラで感性磨き © 産経新聞社 【ぴいぷる】“撮りたくなる女”玉城ティナ 女優としての幅を広げるために…一人旅、フィルムカメラで感性磨き

 ■連ドラ「そして、ユリコは一人になった」で主演

 透明感あふれる存在感を放つ“八頭身の小顔美人”。整ったルックスから、ドラマや映画では、クールでミステリアスな役柄を演じる機会が多い。

 「そういう風に期待される私のイメージのまま演じることは嫌いじゃない。でも、もっといろいろな役を演じてみたい」と本音を吐露する。

 現在放送中の連続ドラマ「そして、ユリコは一人になった」で演じる女子高生、嶋倉美月も、やはり、謎めいたミステリアスな雰囲気を身にまとった女性だ。

 “このミス”の愛称で親しまれる一般公募の文学賞「このミステリーがすごい!」大賞の受賞作などをドラマ化するシリーズの第5弾の主演に抜擢された。

 読書家で知られ、雑誌にエッセーも寄稿している。「ミステリーは子供の頃から好きで読んできました。ただ“このミス”で描かれる世界観は、ふつうのミステリーとはちょっと違いますからね」と意味シンな笑みを浮かべる。

 美月が通う百合ヶ原高校には代々伝わる「ユリコ様伝説」があった。校内に“ユリコ”が何人かいたら、一人になるまで淘汰される…。美月の親友の名は矢坂百合子(岡本夏美)だった。

 現在22歳。まだ高校生を演じる機会は多く、違和感もないが、本人は「制服が着られることがうれしくて。でも、いつまで女子高生を演じることができるでしょうね」と笑った。

 2012年に14歳でファッション誌の専属モデルとなり、14年にはテレビドラマで女優デビュー。その翌年、映画出演を果たした。以来、個性的なヒロインを演じ続けている。

 昨年は映画4本に出演。殺し屋が集まる会員制ダイナーのウエートレスを演じた映画「Diner ダイナー」では、蜷川実花監督から直々に、「ティナとなら心中できる」と熱烈なラブコールを受けて出演を決めた。

 ドラマ「そして、ユリコは-」の脚本家で監督も務めた杉山嘉一は「ダイナー」の脚本家。同作で初めて一緒に仕事をした。

 「ダイナーで感じた私の印象から、杉山さんはドラマの美月のセリフなどを“あて書き”(俳優に合わせて脚本を書くこと)で執筆した、と教えてくれました」

 デビューから8年。監督や脚本家たち作り手がほれ込む女優として著しい成長を見せている。

 「もし、私が大学を出て22歳でOLになっていたとしたら30歳。もう中堅社員ですよね。女優として、それだけキャリアを積んできたという自覚を持って演じないと…」と覚悟を語る。

 女優としての幅をもっと広げたい。そのために近年、一人旅で感性を磨いているという。

 「海外の街を歩き、多くの人と接することで、自分の知らない世界が広がる。昨年は米国やラオスなど約10カ国を旅しました。時間ができたら、海外に出たくなるんです」と笑った。

 一人旅のほか、感性を磨く“武器”の一つが写真だ。デジタルカメラではなく、35ミリのフィルムカメラを使う。

 「フィルムを買うのが大変。カメラは3台目です」と語る本格派で、写真の腕は趣味の域を越え、3年前、写真展まで開催した。

 「デジタル写真は撮った次の瞬間、すぐにモニターで結果が確認できますが、フィルムカメラは写真を焼き付けるまで、どう撮れたかが分からない。想像するその時間を大切にしたいんです」

 デジタル時代で育った現代っ子だが、「アナログな世界が好き」とスマートなイメージを覆す。

 女優としての目標は?

 「まだ演じたことのない役に挑戦していきたい。さまざまな人格を演じ、自分のイメージを多様化させたいから」

 あどけなさを残す瞳の奥に、古風な昭和女優のような凄みが漂った。(ペン/波多野康雅・カメラ/南雲都)

 ■玉城ティナ(たましろ・てぃな) 1997年10月8日生まれ。22歳。沖縄県出身。2012年、ファッション誌「ViVi」の最年少専属モデルとしてデビュー。18年、毎日放送のドラマ「わたしに××しなさい!」と映画版で主演。映画の近作は「AI崩壊」(20年)。関西テレビのドラマ「そして、ユリコは一人になった」(毎週木曜24時25分~)は、U-NEXTでも配信中。

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