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さくらももこさん、仕事のために “民間療法” で向き合った乳がんとの闘い

週刊女性PRIME のロゴ 週刊女性PRIME 2018/09/03 21:00 週刊女性PRIME [シュージョプライム]
さくらももこさん死去で、急きょ設置された清水区役所の記帳台 © 週刊女性PRIME さくらももこさん死去で、急きょ設置された清水区役所の記帳台

《『ちびまる子ちゃん』の原作者、さくらももこ先生がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。アニメ『ちびまる子ちゃん』は今後も続けてまいりますので、これからもよろしくお願いいたします》

 8月15日に乳がんで亡くなった漫画家・さくらももこさん(享年53)。 

 9月2日に放送された『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)では、通常の番組内容を変更し、原作25周年を記念して2011年10月に放送された『まる子、きょうだいげんかをする』(1990年に放送された第1話のリメイク)と、『まる子、つづらの中身が知りたい』が放送された。

 番組のエンディングでは、テロップ表示と冒頭のナレーションでさくらさんの死を悼んだ後、作品キャラクターがそろって「さくらももこ先生、ありがとうございました」と感謝を伝えた。

 同話が放送された当時、まる子のお姉ちゃんの声を担当していたのは、声優の水谷優子さんだった。水谷さんも16年5月、乳がんによって51歳という若さで亡くなっているため、視聴者は久しぶりに水谷さんが演じるお姉ちゃんの声を聞け、懐かしんだことだろう。

真面目な人ほどはまる民間療法

「さくら先生の病状は、番組関係者でも数えるほどしか知りませんでした。乳がんを発症されたのは今から7年ほど前です。当時、手術もして状態は落ち着かれていたと聞いていたのですが、再発してからは抗がん剤を使用するような、いわゆる標準治療をしていなかったそうなんです。

 さくら先生はもともと、スピリチュアル(精神世界)に大変、興味を持っていて自宅の仕事部屋にもピラミッドパワーが集まるという帽子があったり、関連書籍も山積みになっていました」(番組関係者)

 スピリチュアルにあまりにものめり込み、海外の有名なパワースポットにも出かけるエッセイを手がけるほどだった。

 食事に関しては、お気に入りのイタリアンや寿司店での外食や、スタッフを自宅に招いて手料理を振る舞うのが好きだったというが、晩年はそれも減ってしまった。

「乳がん発症時に使用していた抗がん剤の副作用が、相当、辛かったようで、身体にも合わなかった。そのため、仕事に支障がないようにと民間療法を試すようになったのだと聞いています。そうこうしているうちに、取り返しのつかない状態にまでなってしまったようです。

 良いと聞けば資料を集め、気に入ると全国の民間療法施設に出かけたりしていたようです。民間療法で器具を用いて波動の測定をしたり、食事療法のアドバイスなども、熱心に取り組んでいたようです」(前出・番組関係者)

 昨年6月、同じく乳がんのために死去した小林麻央さんも民間療法での治療をしていたと報じたれた。その後、がんの民間療法は大きな物議を醸したことは記憶に新しい。

 真面目な人ほどハマってしまうという民間療法。その頑張りの果ては、あまりにも早い残念な結果となってしまうこともーー。

<取材・文/宮崎浩>

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