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吉高由里子、現場で共演者に愛される「お茶目な理由」

AERA dot. のロゴ AERA dot. 2018/04/16 11:30 丸山ひろし

 連続ドラマ「正義のセ」(日本テレビ系)が4月11日にスタートした。その記者会見は同4日に撮影スタジオで開かれ、主演の吉高由里子(29)や共演の安田顕(44)らが出席した。このドラマは阿川佐和子氏の同名シリーズ小説が原作で、吉高が演じる駆け出し検事が悪戦苦闘しながら成長する姿を描いた作品だ。

 一方、安田は吉高とバディを組む検察事務官役だが、会見で吉高について「誰も見てないときに私の首を絞めるのはやめて」とイタズラされていると“暴露”。これに対し、吉高は「安田さんは全てを受け止めてくれて。だからイタズラが過剰化してきちゃって……」と告白した。そんな吉高の座長ぶりに、他の共演者たちからも「気取ってない」「自然体で天真爛漫」と絶賛の声があがった。

 連ドラの主演女優として撮影に励んでいる吉高だが、「共演者の首を絞める」とは、相手によっては怒られてもおかしくないようなイタズラである。

 だが、共演者たちの声を聞くと、現場では愛されているようだ。テレビ情報誌の編集者は「過去に共演した俳優にも、たびたびイタズラを仕掛けていますよ」とエピソードを明かす。

「2010年に放送された主演ドラマ『美丘-君がいた日々-』(日本テレビ系)の制作発表でも、共演した寺脇康文が吉高のイタズラについて語ってました。吉高の役どころは、難病を発症し限られた命を懸命に生きようとするヒロインで、寺脇はその父親役。ですが、撮影現場では吉高が寺脇の体をくすぐるどころか、乳首まで触ってきたそうです。しかも、『女子より敏感~』みたいなセリフ付きだったと制作会見で語っていましたね」

 「美丘~」といえば、吉高が連続ドラマで初主演した作品だ。そんな中での、この立ち振る舞いを見ると、根っから天真爛漫なキャラクターなのだろう。さらに「あの大物俳優にも……」と前出の編集者は続ける。

「映画『真夏の方程式』(2013年公開)で福山雅治と共演した際、吉高は福山が待ち時間に読書をしながら黒こしょうせんべいを食べているところを目撃し、本に夢中になっている隙にせんべいの袋ごと隠したと舞台挨拶で明かしていました。で、福山はそのイタズラに気付かず、せんべいを取ろうと手を宙に彷徨わせていたとか。その姿を観察していたら、睨まれたそうですが、舞台挨拶では『その時の福山さんの顔が忘れられない、みなさんに見せたいな~』と言って、会場を盛り上げてましたね」

 吉高にとって福山は同じ事務所の大先輩だ。だが、福山と吉高は大ヒットしたフジテレビ系ドラマ「ガリレオ」第2シーズンでコンビを組んでいる。『真夏の方程式』も「ガリレオ」シリーズの劇場版第2作として制作された作品で、2人の仲の良さも伺える。

「子供の頃からイタズラ好きだったと最近出演したバラエティー番組でも言ってました。何でも、幼稚園の頃からイタズラで女性の胸を後ろから鷲掴みにしていたそうです。ある意味、イタズラ心を持っている人は、『相手を驚かせたい』というサービス精神が旺盛な人とも言えるんです。しかも、吉高は無邪気でチャーミングな女性。そんな人がちゃめっ気のあるイタズラをすれば、撮影現場も大いに和むと思います」(前出の編集者)

 芸能リポーターの川内天子氏は、吉高の大物に対しても怖じ気づかず、無邪気に絡んでいく姿勢についてこう評する。

吉高由里子 (c)朝日新聞社 © dot. 吉高由里子 (c)朝日新聞社

「吉高はもともと、大物にも動じない突っ張り娘でした。『蛇とピアス』(2008年公開)のオーディションで、故・蜷川幸雄監督を前に『私の裸を見てくださいと』自ら脱いだ話は有名です。新人とは思えない度胸を持っていました。また、吉高は過去、交通事故で大怪我をした経験があります。そのとき彼女は強く生きたいと思ったそうです。このときの死生感が、気の強さと天真爛漫さが身についていたのではないでしょうか。吉高は今、演技力で評価されています。ちゃめっ気や演技の上手さ、そして先輩や大物に気にせずどんどん相手に接していくところが、演者やスタッフからかわいがられる理由なのかもしれませんね」

 イタズラをすることで緊迫した撮影現場のよき“潤滑油”となっているのはたしかなようだ。場を和ませることに長ける吉高が座長として現場で愛される理由はこうした点にあるのかもしれない。(ライター・丸山ひろし)

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