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W杯発言で迷走したタレントたち。炎上、逆ギレ、無知…

SPA! のロゴ SPA! 2018/07/04 15:54 日刊SPA!

 惜しくもベルギーに敗れ、ベスト8入りを逃したサッカー日本代表。連日の熱戦に、テレビの前に釘付けになった人も多いだろう。

 そこで、印象に残ったタレントのキャスター、コメンテーターを振り返ってみたい。

◆①佐藤美希 歴史に残る読みまちがい「魂=かたまり」

 大会が始まって、まず炎上してしまったのがNHKのスタジオキャスターを努めた、モデル・タレントの佐藤美希(25)だった。

 噛み噛みで進行もままならず、サッカーの話もトンチンカン。2010年大会で優勝したスペインを「優勝から遠ざかっている」と紹介したり、攻撃の選手なのに「カバーニ選手(31)のセーブすごかったですね!」と興奮気味に語ってしまったのだ。

 ひとり異次元でワールドカップを楽しんでいるような様子に、多くの視聴者は面食らった。

 だがサトミキは、めげなかった。毎回清潔感あふれるキュートな衣装で登場し、笑顔を振りまき続けた。原稿読みは相変わらず不安定でも、アグレッシブに押し切ったのだ。そして伝説の誤読が生まれる。

 アルゼンチンとナイジェリアの試合で、メッシ選手(31)の守備に感動した視聴者からの「魂のスライディング!」というツイートを、“かたまりのスライディング”と読み上げたのだ。

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 しかし、もうサトミキを叩く視聴者はいなかった。当初の集中砲火に耐え、鋼のメンタルで立ち上がり、最後には誰も想像しなかった読み違いで視聴者をほっこりさせる。

 攻撃サッカーを貫いた日本代表と同様、ブレずに自分を信じ続けた佐藤美希も今大会の勝者となったのである。

◆②足立梨花 「嫌なら私のツイッター見るなよ」勇気ある逆ギレ

 一方、短い期間で様々な表情を見せたのが、バラエティタレントの足立梨花(25)。

 同じホリプロの後輩、佐藤美希が叩かれるとツイッターで援護した。「みんなが思ってるよりテレビで喋るのって緊張するし頭ではわかってても口が動かなかったりするものですよ」とフォローし、「みんなで成長を見守りましょうよ」とエールを送ったのだった。

 そんなあだっちーにも凶暴な一面があった。日本とポーランドの一戦。議論を呼んだ10分間のパス回しに不満げな様子で、こうツイートを連投したのだ。「いやいや、そんな試合は見たいくない」(原文ママ)、「なんというか嬉しいんだけど素直に喜べないというか不思議な気持ちでいっぱいです」

 これにサッカーファンから批判が殺到。すると、足立梨花のダークサイドが一気に爆発。「なんかほんとここ最近、サッカー関連でめんどくさい人多すぎ なんなの?好きなこと呟かせてよ 嫌なら私のツイート見るなよ 返事するなよ」とまくしたてたのだ。

 後輩を思いやる優しさと、外敵に対するヒステリックな攻撃性。あだっちーの振れ幅に、器の大きさを見た思いがする。

◆③野村周平 炎上から謝罪の様式美、からのプチ抵抗

 足立梨花とは対照的に、すぐに謝罪してしまったのが俳優・野村周平(24)だ。

 野村もまたポーランド戦での日本の戦いぶりに不満を抱いた一人。「えー。なにこの試合」、「俺がかっこいいと思ったサッカーが無くて悔しかった」とツイートしたところ、あえなく炎上してしまったのだ。

 ネットユーザーからは、「日本のために頑張ってくれた方達にこの言葉は本当に失礼です」だとか「影響力のある人間が自分の価値観押し付けんな」とのリプライが寄せられた。

 火消しに追われた野村は、こうツイートし謝罪。「日本を背負って戦ってくれた選手の皆様、スタッフの皆様には軽はずみな発言をして本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ありませんでした」

 だが、納得いかなかったのだろう。謝罪ツイートのあと、野村は「まだ叩きたい、炎上したいならどうぞ」と、ささやかな抵抗を見せたのだった。

 絶対に負けられない不毛な戦いが、そこにはある。

◆④徳光和夫 サッカーに興味なし、究極のミスキャスト

 芸能人をコメンテーターに起用すると、多かれ少なかれ疑問の声はあがるものだ。それでもタレント側も勉強をして、形だけでもやる気を見せるもの。

 しかし、テレビ朝日系列の特番に出演した徳光和夫(77)は違った。始めから終わりまで、サッカーを知らない、興味ない、どうでもいい。悪びれることなく、その態度のままやり過ごしてみせたのだ。

 スラム街で育ち母への感謝を忘れないというブラジルのジェズス選手(21)について、「ジェズス選手はちょっと頑張ってほしいねぇ」とVTR紹介をそのままコピペしただけのコメントで済ませた徳光。

 物議を醸す発言で炎上した小柳ルミ子(66)や野村周平よりも、徳光和夫を今大会の最優秀悪役に推したい。

◆番外:株を上げた人の筆頭は、キャラ変した前園真聖

 立場や肩書が人を変えるとはよく言われることだが、元サッカー選手の前園真聖(44)ほど劇的に変わった人も珍しいのではないか。

 鋭い目つきで尖りまくっていた現役時代から一転、朝のワイドショーなどで丁寧な口調で解説をする前園の姿に驚いた人も多かっただろう。一般の視聴者にもわかりやすいよう、慎重に言葉を選び、常に腰は低く、しかし言うべきことは言うという大人な姿勢を取り続けていたのだ。

 しかしマジメ一辺倒ではなく、時には自分を卑下するような笑いも交えて、場を和ませる話術まで披露してみせた。

 松本人志(54)に重用されるのもうなずける活躍ぶりだった。<文/沢渡風太>

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