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三池崇史監督×窪田正孝『初恋』に大森南朋、染谷将太、内野聖陽、ベッキーら豪華キャスト出演!【第72回カンヌ国際映画祭】

シネマトゥデイ のロゴ シネマトゥデイ 2019/05/16 03:22 シネマトゥデイ
© (上段左から)内野聖陽、窪田正孝、小西桜子、染谷将太、(下段左から)村上淳、大森南朋、ベッキー、塩見三省 - (C) 2020「初恋」製作委員会

 現地時間15日、第72回カンヌ国際映画祭・監督週間に選出された三池崇史監督作『初恋』の日本メディア向けの会見が現地ホテルで行われ、主演の窪田正孝、ヒロイン役の小西桜子、三池監督らが出席した。会見では大森南朋、染谷将太、内野聖陽、ベッキー、村上淳、塩見三省ら豪華キャストが本作に出演していることも発表された。

 負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、運命の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界に足を踏み入れることになったボクサー・葛城レオ(窪田)の姿を描く本作。偶然レオと出会うことになる、ヒロイン・モニカ役には、3,000人参加オーディションを経て小西が抜てきされた。悪をも牛耳ろうとする刑事に大森、ジャパニーズマフィアに染谷、内野、村上、塩見、ジャパニーズマフィアの女にベッキーがふんし、くせ者たちがしのぎを削る。

 同席した東映の紀伊宗之プロデューサーは「三池さんと思いっきり暴れるアウトロー物を作りたいという思いで話をスタートさせました」と明かし、『孤狼の血』を作った際に“俳優たちも暴れたがっている”と感じたことで、今回オールスターキャストに暴れてもらうことにしたという。主演が窪田というのは、三池監督はじめ全会一致で最初に決まり、テレビドラマ「ケータイ捜査官7」以来約10年ぶりに二人の主演&監督でのタッグが実現した。

© 息ぴったり!カンヌ会見での三池崇史監督と窪田正孝

 窪田は「日本の映画やドラマをやっているとフラストレーションがたまるわけですよね(笑)」と紀伊プロデューサーの言葉に同意して会場を沸かせると、「それを爆発させてもらえる場所というのを三池さんに頂けて。みんなが楽しんで、没頭していて、爆発させているのが映画を観てくだったらわかると思うんですよ! 日本の映画ってこうであるべきだな、というのをすごく感じましたし、こういう生き方をしたいとすごく感じさせてもらいました」と久々の三池監督の現場に思うところがあったといい、言葉にも力が入る。

 さらに窪田は「本当にそうそうたるキャストの中で、皆さんが内に抱えているものを爆発させ、それを三池さんがまとめてくださっている、それがこの『初恋』という映画だと思っています」と続け、「僕、個人的には『アベンジャーズ/エンドゲーム』に負けない作品だなと思いました。日本版アベンジャーズと言っても過言でない作品だなと! その熱量をぜひ体感していただきたいと思います」と渾身の自信作を熱くアピールしていた。公式上映は17日に行われる。(編集部・市川遥)

キャストのコメント一覧

■大森南朋:アンダーグラウンドに足を踏み入れた刑事・大伴役

『殺し屋1』以来とにかくガッツリ久しぶりの三池組に参加出来て、最高に楽しかったです。しかも撮影が新宿歌舞伎町。19年前の『殺し屋1』撮影の時の残像が何度も蘇りました。三池監督また、お願いします。映画『初恋』はカンヌ映画祭で世界の方々に衝撃を与えると信じております。

■染谷将太:ジャパニーズマフィアの策士・加瀬役

危ない香りと火薬の香りが劇場に充満する、とても香ばしい極上ラブストーリーでございます。カンヌで世界の三池監督ファンが大興奮間違いなし、ということは、日本中のスクリーンで大爆発でございます。私も爆発しました。三池監督に感謝でいっぱいでございます。

■内野聖陽:ジャパニーズマフィアきっての武闘派・権藤役

私に課せられた任務はとにかく武闘派の権化! 今の時代では生きにくい昔気質の任侠の男、権藤で出演出来たこと、とてもうれしく毎回撮影現場に行くのがとても幸せでした。なぜなら、三池さんは、映画を深く愛し、スタッフを愛し、出演者を愛しながら、様々な苦境と闘うユーモアたっぷりの監督だったからです。初恋という題名からこんな映画ができると誰が想像したでしょう。とにかくとても胸がすっきりするような映画です。三池ワールドで大暴れする喜びを感じられた日々でした。三池さんが描きだした、日常と非日常の対比が、日本以外の世界でどんな受け止められ方をするのかとても興味があり楽しみです。モラルとは全く関係ないところに気持ちよく存在する三池映画の魅力を諸外国の皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいです。

■ベッキー:ジャパニーズマフィアの一員であるヤス(三浦貴大)の彼女ジュリ役

この『初恋』という映画の一員になれたこと、本当に嬉しく思っています。撮影はだいぶ前ですが、参加させていただけた喜びというのは今も続いています。『映画っていいなぁ』とずっと余韻にも浸っています。本当にありがとうございました。三池監督、カンヌ国際映画祭の監督週間選出おめでとうございます。この映画がカンヌで上映されるなんて本当に嬉しいです。映画をご覧になるカンヌの方々は、私がバラエティタレントであることをまだ知らないでしょうから、ヨーロッパ方面では女優という設定で生きてみたいです。笑 以前、バラエティのロケで誰もいないカンヌの映画祭会場を歩き、『いつか私もここを歩く!』みたいなことを言いましたが、今回、こういう形でカンヌにお邪魔できるとは… 夢のような体験をありがとうございます。

■村上淳:ジャパニーズマフィアの核弾頭・市川役

色濃く影響を受けた90年初頭のVシネマ。その代名詞とも言える三池崇史監督との仕事は憧れでした。ありがたいことに初めて監督の作品に参加することができました。さらなる欲がでました。"また三池組をやりたい"と。それでいいんだと思います。役者は渇いていていいものだと思うからです。カンヌ国際映画祭へ。映画祭のチャンピオンであるカンヌへ窪田くんを筆頭に新人の小西さんもと聞きました。まさしく映画には夢があると再確認しました。そしておめでとうございます。

■塩見三省:組長代行役

三池崇史と肩を組む 映画は虚構である、それ故に私たちはそこに生きている人間の実を吹き込むことに全力をつくす。それが無ければ三池監督はOKをださない。不具合な身体を持って、私は、この映画「初恋」に挑んだ。明日のことより、今このワンカットを全力で懸命に生きた。その様をその実を撮り肩を組んでくれた。有難う、三池監督。

映画『初恋』は2020年全国公開

第72回カンヌ国際映画祭は現地時間5月25日まで開催

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