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NHK朝ドラはリハなし進行、大河は「合戦シーン」に難題

NEWSポストセブン のロゴ NEWSポストセブン 2020/06/30 16:05
大河も新ルールで撮影(時事通信フォト) © NEWSポストセブン 提供 大河も新ルールで撮影(時事通信フォト)

 テレビドラマの撮影が再開されたが、現場での「新撮影ルール」には役者もスタッフもてんやわんやになっている。

〈出演者同士の距離は基本的に2メートルを守る。2メートルを越えて接近する芝居は限定的に行ない、出演者の同意を得る〉

〈衣装等の身に着ける衣服は使い廻しをせず、利用の都度、必ず洗濯する〉

〈複数の出演者およびスタッフが触れる備品、ドアノブ等は1時間に1回以上消毒する〉

 NHKが5月27日に公表した『新型コロナウイルス感染を防止するためのドラマ制作マニュアル』には、詳細な感染防止策が列挙されている。

「産業医科大学の監修を受けて作成したもので、局内の全てのドラマがこのルールで撮影されている。決まり事が多いので、ワンシーン撮るのも一苦労です」(NHK関係者)

 6月16日に約2か月ぶりに収録を再開した朝ドラ『エール』の現場ではこんなことが。

「出演者はみな本番直前までフェイスシールドの着用が義務づけられていて、リハーサルもやりづらそう。窪田正孝さんと二階堂ふみさんの主役夫婦が密着するシーンも脚本の変更でだいぶ減りました。どうしても削れない夫婦のハグシーンなどはリハなしでやる。『プレッシャーがすごい』と窪田さんも苦笑いでした。

 シーン切り替えに伴う衣装替えもスタイリストの手を借りず、基本的に一人でやってもらっています。女優さんはメイクさんとの接触時間を減らすために、下地を自分で塗ってからスタジオ入りをお願いしている。二階堂さんはメイクの勉強までしていて大変そうです」(別のNHK関係者)

 大河ドラマ『麒麟がくる』は6月30日に撮影が再開する予定だが、見どころである「合戦シーン」に難題が浮上している。

「エキストラの数を従来の3分の1程度にまで減らすそうですが、人数が少ないと、引いたアングルでは迫力が欠ける。なるべく出演者の寄り(アップ)のシーンを増やす方向だと聞いています。長谷川博己さんのファンは嬉しいかもしれませんが、顔の表情だけで迫力を出さなければならないから、演じる役者さんは大変ですよ」(別のNHK関係者)

※週刊ポスト2020年7月10・17日号

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