こう毎日暑いと辛い料理が恋しくなります。 そんな真夏に、気になる調味料をAKOMEYA TOKYOで見つけました。
上越地域の伝統調味料
© roomie(ルーミー) 提供
AKOMEYA TOKYO 「かんずり」 540円(税込)
いつも
日本各地のおいしいものを教えてくれるAKOMEYA TOKYO。 今回見つけたのは、
「かんずり」という調味料です。 聞いたことはあるけれど、そういえば食べたことはないなあと購入してみました。
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かんずりは、
新潟県妙高市に古くから伝わる香辛調味料。 AKOMEYA TOKYOのオンラインショップの説明によると、
肉や魚に、そばやうどんなど麺類の薬味に、醤油やポン酢などにたれに溶いて、といろいろ使えるそう……。
三年間の熟成・発酵が生み出す辛味と旨味
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かんずりの原料は、
国内産唐辛子、国産の米糀、柚子、塩。 夏から秋にかけて唐辛子を海水塩で塩漬けにし、1月頃から雪の上に数日間さらしてあく抜きをし、米糀、柚子、塩を加えたら、
3年間じっくり熟成・発酵させます。 味噌や醤油など日本には日々の食卓に欠かせない発酵調味料がありますが、
かんずりもそんな発酵調味料のひとつなのですね。
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少量をそのままなめてみると、
辛さは程よくマイルド。発酵が生み出す旨味がしっかり感じられ、
柚子の香りと苦味がいい仕事してます。
少し豆板醤にも似てるかなと思って調べてみると、豆板醤はそら豆に塩、唐辛子などを加えた発酵調味料だそう。
親戚のような感じかもしれません。 かんずりは柚子が入っている分、より日本っぽい味です。
何にでも合う万能さ
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これは間違いないはず。 豚バラ肉と一緒にサンチェで巻いてパクリ。
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カリッと焼いた油揚げと大葉のぶっかけうどんにちょい足し。 10分くらいで完成した時短メニューが、
かんずりの辛味、旨味、苦味のおかげでとっても深い味わい。
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完全に溶けるのではなくて唐辛子の粒々が残って、見た目のアクセントにもなっています。
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別の日は、ラー油の代わりに餃子のたれにプラスして。 辛いだけでなく柚子の風味のおかげで、さっぱりといただけます。
残念なところ:あまり売っていない
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残念ながら、近くのヨークマートでは見かけませんでした。 一家に一瓶あれば色々使えるので、どこでも気軽に手に入るようになったらいいですよね。 主に九州で食されていた柚子胡椒が全国区になったように、
定番調味料化する日も遠くない気がします。
夏以外にももちろん使えそう
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ある日は、
唐揚げにチョンと乗せて。 子どもがいるので料理の味付け自体を辛くはできず、後からちょい足し派。 一気に奥深い大人な味になるので、子ども向けの味付けで物足りないときにもおすすめです。鍋やおでんにも合うそうなので、冬にも活躍してくれそう!
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寒くなったらなったで、辛いもので身体の中から温まりたくなるんですよね。 手間暇かけて作られた旨辛な調味料「かんずり」、ぜひ一度試してみてくださいね。
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ご飯にかける「飛騨牛ハンバーグ」が旨すぎる!