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朝から「冷水シャワー」を浴びる5つのメリット

SPA! のロゴ SPA! 2016/08/05 日刊SPA!

 ようやく梅雨が明け、暑い夏にはシャワーを浴びるのが楽しみだという人も多いだろう。目覚めのとき、仕事から汗だくになって帰宅したときに浴びるシャワーは気持ちいいもの。それを「冷水シャワー」に変えてみるのはどうだろうか?

 恐らく、冷水シャワーを浴びると聞いただけで抵抗のある人が大半ではないだろうか。健康とダイエットに詳しい臨床内科医O氏(33歳)は「朝起きて5分間のシャワーを浴びると、気だるい気分が消え、一日の活力がみなぎります」と説明する。

 だが、効果はそれだけではない。実際、「冷水シャワー」は自然的かつ原始的なもので、今でも世界の何十億もの人が冷水シャワーを浴び続けている。あるアスリートは、回復を促す効果があるとして冷たいシャワーを取り入れ、実際に多くの科学者は冷水シャワーを浴びるメリットを認めている。例えば、激しい運動をした直後に冷たいシャワーを浴びる習慣は、運動の3時間後に冷水シャワーを浴びたグループよりも回復力を高めると海外では報告されている。

 そこで今回は、夏にオススメの「冷水シャワー」5つのメリットを紹介する。

1.目を覚まし、一日を快適に過ごせる

「冷水シャワーを浴びると自然と呼吸が深くなり、酸素を摂取する量が増加するので、脳を刺激してコーヒーを飲まずに目を覚ます効果があります。特に、冷水ではその効果が高い。同時に、血液が臓器に流れ、血の巡りが良くなり、適度な運動をしたのと同じような効果もあります。化粧品メーカーのマックスファクター社による調査では、女性およそ1,000人のうち90%以上もの人が、朝にシャワーを浴びることで1日が快適になると答えています」(O氏、以下同)

2.代謝を高め、脂肪を燃焼する

「冷水シャワーは新陳代謝を上げ、中性脂肪を貯蔵する『白色脂肪』ではなく、エネルギーを燃焼させる『褐色脂肪』を刺激するため、脂肪燃焼の能力が高まります。首周りや鎖骨周辺にある褐色脂肪は、若者や痩せている人に多く、体重でどれくらいの割合か決まります。北欧の科学者による研究では、カラダを冷たい水にさらすことは褐色脂肪の代謝率を15倍も高め、毎朝冷たいシャワーを浴びれば、年間およそ5キロの体重を減少させると言われています」

3.免疫力を高め、ストレスや病気に強くなる

日刊SPA! © SPA! 提供 日刊SPA!

「冷水シャワーが免疫力を高めるという研究は数多く存在します。短時間に冷水に繰り返し入る水泳選手に注目した別の研究では、選手のカラダが酸化的ストレスに順応していることがわかっています。科学者はこれを『ハードニング』と呼びますが、自然の厳しい環境にさらされることで、ストレスや病気に対する神経システムの耐性が高まるのです」

4.気分が良くなり、抗うつ作用も

「人間の皮膚は冷感受容体の密度が高いため、冷水シャワーを浴びると脳に電気的インパルスが大量に流れ、気分が良くなるばかりか『抗うつ作用』があると証明する調査もあります。バージニア・コモンウェルス大学医学部の研究調査によると、冷水シャワーを短時間浴びることは、ノルアドレナリンの主要源である脳の青い部分を刺激し、うつ病を軽減する効果があると言われています」

5.炎症や腫れを抑える効果も

「オーストラリアのスポーツ科学博士Ned Brophy-Williams氏は、『冷水シャワー療法には、カラダの末端から奥深くを流れる血液の流れを変えることで、炎症や腫れを抑え、静脈還流を向上させる効果がある』と説明しています。健康状態によっては注意が必要ですが、冷水シャワーには多くのメリットがあります」

 温水から冷水のシャワーに切り替えるのは簡単なことではないが、汗だくになって体温が上昇している帰宅時やスポーツ後に少しずつ実践してみてはいかがだろうか。 <取材・文/北村篤裕>

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