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若返る?体臭、メタボ、物忘れを撃退する食材

All About のロゴ All About 2018/09/11 18:15 宇山 恵子(アンチエイジングガイド)

年齢を重ねると肌老化、薄毛、体臭、メタボ、物忘れ、集中力低下……など、さまざまな悩みが生じてきます。 © All About, Inc. 年齢を重ねると肌老化、薄毛、体臭、メタボ、物忘れ、集中力低下……など、さまざまな悩みが生じてきます。

安くて手頃な「5つの食材」で老化対策を始めよう

年齢よりも若く見える人の条件は、男女に関係なく、次の5つにあると私は考えます。それは「体の動きが機敏」「引き締まった細マッチョ」「笑顔が爽やか」「肌と髪のツヤ」「清潔感」の5つです。

この5つのうち1つでも「ヤバイ、失いつつある……」と気づいたら、お金をかけてエステやスポーツクラブに行ったりしなくてもいいので、まずはこれから紹介する5つの食材を、毎日の食事に取り入れてください。

アンチエイジングは食事からスタートして、内側から細胞レベルの若返りをめざしましょう。しかも手に入りにくいもの、高価なものではありません。どれもコンビニやスーパーで買える身近で手頃なものばかりです!

1.「メカブ」は、薄毛・加齢臭対策にバッチリ!

まず1つめの食材は、ちょっと地味ですが「メカブ」。メカブは、ワカメの根っこの部分で、そのヌルヌル成分には、アルギン酸、フコイダン、ヨウドなどが豊富。栄養たっぷりのワカメに栄養を供給する根っこですから、ワカメ以上に栄養たっぷりなのもわかりますね!

特にネバネバ成分の1つである「フコイダン」には、私たちの体内で毎日発生しているがん細胞を死滅させるアポトーシス効果があります。さらにフコイダンは、健康な髪を生み出すために頭皮にある「毛母細胞」の働きを活性させて、発毛の新陳代謝が正常に行われるように働いてくれる、健康で美しい髪に必要な成分です。

美肌、口臭予防にもGOODな「メカブ」

メカブには優れた保水力と柔軟性を持つ美肌成分の「ヒアルロン酸ムコ多糖類」が多く、メカブを食べることで、内側から肌のみずみずしさと柔軟性を維持して、肌の乾燥やシワを防ぎます。

もう1つ、メカブのネバネバ成分には、腸内の汚れを吸着して体臭の原因であるアンモニアなどのニオイ成分や老廃物を便として排出する働きがあります。また唾液の分泌を促進する成分も含むことから、口内細菌の繁殖を防ぎ、口臭も予防します。

2.「枝豆」は、若返りの王様

2つ目のアンチエイジングな食材は「枝豆」。ビールのおつまみに最高ですよね。これが今、日本よりも世界で「Edamame:エダマミー」と呼ばれ、健康食品として大流行しているのです。枝豆は大豆になる一歩手前の成長過程のものなので、成長するためのさまざまな栄養成分が豊富です。

なぜ昔からビールのおつまみとして食べているかというと、二日酔い予防になることで有名なシジミなどにも含まれ、肝臓の働きを助ける「オルニチン」が豊富だから。肝臓の疲れを回復するだけでなく、オルニチンには、肌の若返りや筋肉を増やす「成長ホルモン」の分泌を促進する働きがあるので、枝豆は若返りの食材として、イチ押しなのです!

▼「とりあえず枝豆」は大正解!ゆでた枝豆100gの豆だけのカロリーは136キロカロリーで、低カロリーなのに食物繊維が4.6gとたっぷり含まれていますから、ダイエット中の人にもピッタリの食材。居酒屋に行って「とりあえずビールと枝豆!」と注文するのは、食べ過ぎを予防し、アルコールで肝臓が疲れないようにするためにベストチョイスだったのです。

さらに枝豆には、抗酸化力の高いビタミンEやβカロテン、細胞の働きを高めるビタミンB群なども豊富なほか、タンパク質もたっぷり含まれています。塩分(ナトリウム)を体外に排出して血圧を安定させる効果があるカリウムも豊富ですが、一つ注意してもらいたいのが、塩をかけすぎないこと。せっかくのヘルシー食材なので、塩分は控え目にして食べましょう。

3. 抗酸化と食物繊維の宝庫「アボカド」

3つ目のアンチエイジングに最適な食材は「アボカド」です。「畑のバター」と呼ばれるくらい栄養価の高いフルーツですが、逆に「カロリーが高すぎて脂っぽくって体に悪いのでは?」と誤解している人も多いようです。

アボカドはタンパク質のほか、脂質も豊富ですが、バターのような動物性の飽和脂肪酸ではなく、「ビタミンE」という活性酸素やフリーラジカルなど、体のサビになる物質を消去してくれる「抗酸化力」を持つ「脂溶性のビタミンE」を豊富に含んでいる上に、食物繊維がゴボウと同じくらい豊富なのです。

さらにお肉と一緒食べると、悪玉コレステロールや中性脂肪を体に残りにくくしてくれる効果もあり。カリウムが豊富で血圧を安定させる効果もあります。オリーブオイルやアーモンドにも多く含まれる不飽和脂肪酸の「オレイン酸」も多く含むアボカド。オレイン酸は肌の表面を守る皮脂に多く含まれる成分で、肌を乾燥や細菌感染から守り、新陳代謝を維持して美肌にもプラスの効果があります。

ただし、アボカドは100gで150~180キロカロリーほどあるので、食べ過ぎには注意。ちなみに私は、1日1個を目安に、ご飯の代わりにアボカドを食べるようにしています。

4. 完全栄養食の「タマゴ」を復活させよう!

4つ目の食材は、タマゴ。タマゴはタンパク質が豊富で、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれているため、あれこれ栄養のことを考えずとも、1日1個、タマゴを取ることで栄養バランスを調整できる「完全栄養食品」。

コレステロールやカロリーが気になってタマゴを敬遠している人も多いですが、卵黄に含まれる「レシチン」は、コレステロール値を安定させる働きのほかに、体内で「アセチルコリン」という物質に変わり、脳に欠かせない栄養として、記憶力や学習能力を高めます。また有害なウイルスを溶かす働きを持つ「リゾチーム」が卵白の中に含まれており、抗ウイルス薬にも応用されています。

風邪を引いたときに「タマゴ酒」を飲む理由は、体を温めるだけでなく、ウイルスと闘う力をタマゴから取り入れていたのですね! さらにタマゴには肝臓の機能を高める「メチオニン」も含んでいます。タマゴはヒヨコを一人前にするための栄養素をたっぷりと含んでいます。

たとえばタンパク質、ビタミンA、B1、B2、D、E、鉄分、カルシウム、そして骨や臓器を成長させるための「成長因子」も豊富な若返りの源。タマゴ1個で90キロカロリー程度ですから、1日1個は卵を食べて栄養バランスを整えましょう。

5. 発酵の力で吸収しやすい「ヨーグルト」

5つ目のアンチエイジング食材は「ヨーグルト」。ヨーグルトは牛乳に含まれる栄養素が発酵の力でアミノ酸やペプチドに変化。より消化・吸収されやすい形になっています。牛乳に含まれるお腹がゴロゴロする成分「乳糖」も分解されるので、牛乳が苦手な人でも一度お試しください。

ヨーグルトの製造に使われている乳酸菌は、ブルガリア菌、サーモフィルス菌、ビフィズス菌、アシドフィルス菌などで、乳酸菌の種類ごとにさまざまな特徴を持ち、風味や味、栄養成分や健康効果が異なりますので、自分に合うヨーグルトを探すのも楽しいですね。

すべてのヨーグルトに共通しているのは、腸内の有害な菌を抑えて、善玉菌の数を増やし、腸内の腐敗や有害物質の発生を抑制して、消化管の運動を正常に整え、便通を促進することです。また免疫力を高めて病気になりにくい体を作り、アレルギーなどの症状を和らげます。

美容面でも、肌のキメやハリなどを整え、乾燥から肌を守る効果があることが報告されています。ヨーグルトには「フルーツ酸」という肌の表面の汚れを溶かす美容成分が含まれているために、私は週に1回ヨーグルトを肌に塗って5分ほど置いてから洗い流す「ヨーグルトパック」で肌の表面のくすみや毛穴の汚れを取っています。

体に悪い食材を排除して、5つの食材を柱にした食生活を

メカブ、枝豆、アボカド、タマゴ、ヨーグルトという5つの食材が、若々しく健康な体を作る代表的な食材です。どれも高級品ではなく、コンビニやスーパーで手に入るものばかり。

アンチエイジングは1日にして成らず。三日坊主で手に入りにくい高級食材を集めるより、「あ、なくなった!」と思ったときにいつでも手に入る食材で、コツコツと気がついた「老化」をリセットしていくのが、老化をため込まない秘訣です。

私は面倒くさがりなので、枝豆はおつまみやスナック菓子の代わりに食べ、ヨーグルトはおやつのスイーツ代わりに食べます。さらにメカブ、タマゴは納豆と一緒にしょうゆで味を付けてかき混ぜて、アボカドにかけて食べます。納豆ご飯の代わりです。

ポイントは、5つの食材を今までの食事に追加するのではなく、今まで食べていた体に悪い食材を排除して、5つのアンチエイジング食材を取り入れること。くれぐれもカロリーオーバーには注意してくださいね!

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