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写真初心者がまず身に付けるべき10の「Photoshop」基本スキル

ライフハッカー [日本版] のロゴライフハッカー [日本版] 2017/03/18 ライフハッカー[日本版]
写真初心者がまず身に付けるべき10の「Photoshop」基本スキル © 株式会社メディアジーン 提供 写真初心者がまず身に付けるべき10の「Photoshop」基本スキル


MakeUseOf:「Photoshop」は写真家の必須ツールです。月額制のサブスクリプションプラン「Creative Cloud」に入れば利用可能で、安価なプランも用意されているため、プロの写真家でなくても気軽に利用できます。

しかし、初めて使う人は圧倒されるかもしれません。デフォルトのインターフェースにはボタンやスライダーなどのツールが詰め込まれており、どこから手を付ければよいのかわからなくなるためです。

このガイドでは、写真編集の初心者、未経験者でも直感的に使用できる機能を紹介したいと思います。


可能な限り、写真は非破壊的に編集した方がよいでしょう。非破壊的とは、好きなように編集できるが、必要に応じていつでも変更を取り消し、元の状態に戻せるということです。

Photoshopで非破壊的な編集を行うには、レイヤーを使わなければなりません。レイヤーは画像の上に重ねていく透明なシートのようなものです。このシートは何枚も重ねることができ、順番の変更も可能ですが、透明なため、下のレイヤーが透けて見えます。


レイヤーを使用する

ひとつひとつの編集作業、あるいは、類似した一連の編集作業は、作業ごとに1枚のレイヤーとして保存しておくことをおすすめします。後で調整したり、レイヤーの順番によって見え方を変えたり、レイヤーを隠す、または削除することによって破棄したりできるためです。

テキストや別の画像から貼り付けたオブジェクトは自動的に新たなレイヤーになります。ブラシツールなどを使用するときは、手作業で新しいレイヤーをつくらなければなりません(そのためには、レイヤーパネルの「新規レイヤーを作成」ボタンをクリックします)。一般的なツールでレイヤーを作成する方法をいくつか紹介しましょう。

コントラスト、彩度、露出などの調整も新しいレイヤーで行うことができます。次は、その専用ツールを紹介しましょう。


2. 「調整レイヤー」


調整レイヤーを使用すれば、画像の色や色調を非破壊的に変更できます。必要に応じ、何枚でもレイヤーを重ねることができます。

レイヤーパネルの「調整レイヤー」アイコンをクリックし、編集の種類を選択します。「プロパティ」ボックスが表示されるので、スライダーで調整を行ってください。

調整レイヤーの利点は、いつでも編集できることです。編集したいレイヤーをダブルクリックするだけです。レイヤーの不透明度をスライダーで微調整することも可能です。不透明度が低くなるほど、レイヤーが透明に近付きます。レイヤーが不要になったら、隠したり削除したりすることもできます。


3. 簡単な自動補正


Photoshopにはさまざまな自動補正のオプションがあります。

最も基本的なものは「イメージ」メニューの「自動レベル補正」「自動コントラスト」「自動カラー補正」です。いずれかを適用したら、「編集」メニューの「フェード」機能で微調整できます。デフォルトは100%に設定されているため、色や色調の効果を弱めたい場合は数字を下げていきます。

ほかにも多くの自動調整オプションがあります。例えば、「レベル補正」の場合、調整レイヤーをつくり、「自動」ボタンをクリックするだけです。これを出発点に、スライダーで手動調整することもできます。効果を弱めたいときは、レイヤーパネルで不透明度を調整してください。


4. レベル調整で写真に立体感を


Photoshopで開くと、写真がのっぺりして見えることは珍しくありません。ほとんどの場合、コントラストを強めるだけで、立体的に見せられます。

明るさ・コントラスト」機能を使えばいいと思うかもしれませんが、レベル補正または「トーンカーブ」を使った方が効果的です。

トーンカーブの方が少し高度で、レベル補正はすぐに使いこなせます。そして、レベル補正でも十分な効果を得られます。

Macでは「Cmd+L」、Windowsでは「Ctrl+L」を押すと、レベル補正ツールが開きます。さらにおすすめなのは、レイヤーパネルで調整レイヤーのアイコンをクリックし、レベル補正を選択して、調整レイヤーを作成するという方法です。


ヒストグラム

レベル補正ツールにはヒストグラムが表示されます。画像の色調の範囲を表すグラフです。横軸は明るさの階調で、左端が真っ黒、右端が真っ白、その間がさまざまな濃さのグレーを表します。縦軸は各階調のピクセル数です。

このヒストグラムからわかるのは画像の露出です。ピクセルがグラフの左に偏っていれば露出不足、右側に偏っていれば露出過多かもしれません。

ピクセルが真ん中あたりに集まっている場合、コントラスト不足を示しています。のっぺりして見えるのはそのためです。

経験から言うと、望ましいのは黒から白まですべての階調にまたがる写真です。ヒストグラムの下にあるタブをドラッグすれば、そのような写真にすることができます。

左のタブはシャドウ、右のタブはハイライトです。まず、左右のタブを内側に向かってドラッグし、ピクセルの塊の両端に合わせてみてください。

シャドウ部分はより暗く、ハイライト部分はより明るくなっているはずです。ここから好みに合わせて微調整を行います。真ん中のタブを動かせば、中間調を調整できます。左に動かすほど、画像が明るくなります。


5. スポット修復ブラシで不要なものを除去


どれだけ注意深く撮影しても、写真に望まないものが映り込むことはなかなか避けられません。例えば、カメラのセンサーに付いたごみ、肌のしみ、美しい風景を台無しにする電線などです。

幸い、これくらいシンプルなものであれば、スポット修復ブラシで取り除けます。

まず、ツールバーからスポット修復ブラシツールを選択するか、キーボードの「J」ボタンを押してください。次に、左右の「角かっこ」キーを使い、取り除きたいものと同じくらいの大きさまでブラシのサイズを調整します。

コンテンツに応じる」オプションが選択されていることを確認したら、取り除きたい対象をクリックしてください。対象が大きい場合は、ブラシで塗りつぶしましょう。もう邪魔者はいないはずです。もし消えずに残っている部分があれば、ブラシを動かして消しましょう。

スポット修復ブラシは小さなものを取り除くのに最適なツールです。広範囲の修正も可能ですが、便利なツールはほかにもあります。


6. 大きな物体を取り除く:「修復ブラシツール」「コンテンツに応じた塗りつぶし」


画像から物体を取り除く作業の難易度は画像そのものに左右されます。背景が均一か、逆に不均一で模様があれば、Photoshopの初心者でもできます。ツールの選択肢はいくつかあります。

すべてのツールを試し、どれが自分に合うか確かめた方がいいかもしれません。2つ以上のツールが必要になる場合もあるでしょう。


7. 白黒写真をつくる


カラー写真を白黒にする方法はいくつも存在します。非常に高度なものもありますが、初心者でも素晴らしい結果を得られるシンプルな方法が少なくとも1つあります。

ここでも調整レイヤーを使用します。レイヤーパネルで調整レイヤーのアイコンをクリックし、「白黒」を選択してください。

写真がグレースケールに変換されます。ただし、これだけではありません。カメラのカラーフィルター効果を再現する「プリセット」を試してみてもよいでしょう。

スライダーで遊ぶこともできます。各スライダーはオリジナル画像の色と対応しています。スライダーの数値を下げると、その色を含む部分が暗くなり、数値を上げると、明るくなります。例えば、空を暗くして、印象的な写真にしたければ、青とシアンのスライダーを下げてみるといいかもしれません。

「色合い」を調整するという方法もあります。「色合い」ボックスにチェックを入れれば、オーバーレイが作成されます。デフォルトのオーバーレイはセピアですが、自分の好きなように調整できます。


8. 写真を切り抜く


写真を切り抜く理由はいくらでもあります。印刷する、構図をシンプルにする、水平線を水平にするなどの理由です。Photoshopには直感的なツールが付属しています。画像の角や縁にあるハンドルバーを内側にドラッグするだけです。

フォーマットを指定したいた場合、オプションバーの「比率」をクリックします。「オリジナル」「正方形」などの用意された比率を選択してもよいですし、横×縦×解像度を指定することもできます。

写真を切り抜く際は、「切り抜いたピクセルを削除」ボックスにチェックを入れないでください。これによって非破壊的な編集が可能になります。表示されるのは切り抜いた後の写真ですが、切り取ったピクセルが削除されることはありません。つまり、後で変更することも可能ということです。

このツールでは、水平線を水平にすることもできます。オプションバーの「角度補正」ボタンをクリックし、水平線に合わせて線を引いてください。画像を回転させ、不要な部分を切り取ることになるため、元に戻す可能性がある場合は、「切り抜いたピクセルを削除」ボックスにチェックを入れないでください。


9. フレームを追加


写真の仕上げにフレームを追加する人は大勢いますが、Photoshopならとても簡単にできます。

まず、「イメージ」>「カンバスサイズ」と進み、「カンバス拡張カラー」から白(または好きな色。これがフレームの色になります)を選択します。次に、「新規サイズ」で単位を「ピクセル」に変更し、フレームの幅を指定してください。「幅」と「高さ」のボックスに同じ値を入力します。

納得できるフレームになるまで実験を繰り返しましょう。画像の横幅の2~3%あたりから始めてみるとよいでしょう。


10. 適切なファイル形式で保存


最後は、ファイル形式についてのアドバイスです。

「JPEG」「TIFF」「PNG」といった画像ファイルの標準的な形式はPhotoshopのレイヤーに対応していません。そのため、これらの形式でファイルを保存すると、画像が1枚のレイヤーになってしまいます。

すべてのレイヤーを維持し、今すぐ、あるいは後で編集を続けたい場合、画像を「PSD」形式で保存しなければなりません。

しかし、編集後の画像をウェブ上で使ったり、印刷したりするには、JPEGやTIFFなどの標準的な形式でコピーを作成する必要があります。

つまり、PSDファイルは作業用で、JPEGは完成版ということです。


印象的な写真をつくれるようになる


このように複雑なことはいろいろありますが、たとえ使い始めたばかりでも、Photoshopで印象的な写真をつくるのは意外と簡単です。もっと自信が付き、意欲が湧いてきたら、きっと望みをかなえてくれる新しい機能が次々と見付かるでしょう。


10 Must-Know Introductory Photoshop Skills for Beginner Photographers | MakeUseOf

Andy Betts(訳:米井香織/ガリレオ)
Photo by Lenny K Photography/Flickr.

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