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小学生の進学塾通いは「かわいそう」!? 教育ママはつらいよ【コソダテフルな毎日 第82話】

ウーマンエキサイト のロゴ ウーマンエキサイト 2018/07/12 12:00

長男は現在小学4年生。今年の2月から大手の進学塾に通い始めました。

何故2月からなのかというと、中学受験を目指すなら3年生の2月からスタートするのが一般的な流れになっていると聞いたからです。

© Excite Japan 提供

■塾に通うのを嫌がる長男

塾に行くことを決めたのは親です。

本人はものすごく嫌がっていました。嫌がる本人を指し置いて塾に入れたものですから、最初はそれはもうめちゃくちゃモメました。

塾に行きたくない理由としては、「授業が速い」「緊張する」「難しい」「勉強時間が増える」「くつろぐ時間が減る」この5つ。

家でゴロゴロしながらテレビを見たり、本を読むことが何より好きな長男。それがいきなり休日まで塾になってしまったのですから嫌がるのも無理はありません。

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長男も泣いて嫌がり、その様子に私も悩み果たしてこれでよかったのだろうかと揺らぎましたが、まだ始めたばかりなので、もう少し、せめて1年は様子を見ようと一度決めたことは曲げないことに決めました。

そのかわり、長男が新しい生活に慣れるまではできるだけサポートしようと、私もつきっきりで一緒に宿題を解くことにしました。

■徐々に変化が見られるように

長男は1人で取り組むよりも誰かと一緒に取り組むほうが効率が上がるタイプなので、この方法が最善だと思ったのですが、こうなると難しいのが他の兄弟2人の面倒を見てあげられなくなること。

長男の宿題にかかりっきりになってしまうので、他の2人への関わりが手薄になってしまうことが心苦しかったです。

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最初の4か月ほどはみっちり横について一緒に宿題をしなくちゃいけない時期が続きましたが、徐々に1人で取り組むようになってきました。

1人で宿題をして、答え合わせをして見直しをする。この流れが定着してきたようです。

そしてまた、塾での授業の流れやテストの仕組みなどについても慣れてきたようで、最近ではテストの結果を楽しむ様子さえ見られるようになりました。

学校の授業とは全然違うスピード感や、先生の巧みな話術、いろんな学校から来ているお友達との交流なども楽しめるようになってきて、塾終わりには「今日は社会が面白かった!」とか「今日は算数が面白かった」とか授業を楽しむようにもなりました。

とにかく楽しんで通ってくれるようになってくれてよかった…とうれしく思うと同時に、今度はまた違った発見をするようになってきました。

■勉強させられるのは「かわいそう」?

我が家の住む地域では中学受験はメジャーではありません。ほとんどの子が地元の公立中学校に進むのが「普通」の地域です。なので、小学校4年生から大手の進学塾に通っている子はごく少数派です。

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実は長男は塾以外に公文にも通ってるんです。詳しく説明すると、小1から公文に通い始めて4年生になった時点で「辞めてもいいよ」と伝えたのですが、本人が「公文は辞めたくない」というので、塾と公文を併用しているんです。

ただでさえ進学塾に通う子が少ない中で、塾と公文にダブルで通っているとなると、周囲の反応で複雑な気持ちになることが時々あります。

これは同じ境遇になった方なら分かるんじゃないかな~? という、口ではうまく説明できない何とも言えない気持ちなのですが、要するに「そんなに勉強させられてかわいそうな子」と見られてしまいがちなことです。

「そんなに勉強ばっかして…すごいねー」「勉強ばっかしていないで運動したほうがいいぞ」「子どものうちに遊ばないでいつ遊ぶの」

相手は良かれと思って声をかけてくれるんでしょうけれども、こちらとしては何とも言えない微妙な気持ちになります。

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中学受験をする方も今や全然珍しくない地域もあると思いますが、中学受験という選択肢自体がそもそも少ない地域もあります。

我が家の場合は後者です。周りに中学受験を目指す家庭がゼロな中で、いわゆる「教育ママ家庭」であることの孤独感は正直感じます。

何事も経験してみないと分からないことってありますね。教育ママって、実はものすごく強い心と我が道を行ける精神がなければなれないんだなと思い知りました。

周りの視線や哀れみや好奇心に負けない心が必要なんだなと。

■教育ママの精神力

よくメディアなどで見る「息子を東大に合格させた母」とか「子どもを全員医学部に合格させた母」といったお母さんが出てきますよね。

実はあのお母さんたちの何がすごいかっていったら、周囲の色んな視線に負けずに、「うちはうち」と貫き通した精神力なんじゃないかなと思います。

ましてや昔はもっと中学受験や小学校受験に対しての市民権が少なかったと思いますし、今以上に「あそこの家は教育ママだ」と言われたことと思います。その中でチャレンジしてきた先人はすごいなと思います。

我が家の長男も、大人と習い事の話をすることがあります。たとえば、お医者さんだったり、看護師さんだったり、美容師さんだったり。

正直言って、「なにか習い事をしているの?」と聞かれた時に、「サッカー」だったり「野球!」だったり運動系の習い事だったらすんなり会話が進むはずなんですよねぇ~。「何か習い事をしてるの?」と聞かれて、「塾と公文」って答えるんですから、そりゃ相手の大人も「え! 塾と公文!? 勉強ばっかり!」ってなるわけですよ。

■子どもは勉強よりも遊ばなきゃだめ?

そしてそこからの、「運動したほうがいいよ!」になるわけです。

そうなんですよ。そりゃ運動だってしたほうがいいとは思うんですけど、子どもがみんな運動が好きなわけではないんです。運動が嫌い、苦手な子どもも当然いるんです。長男は、運動系の習い事も嫌がったし…(参考:第29話「習い事を嫌がる子ども、無理にやらせるべき?」(https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1499072080178/" rel="nofollow))

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例えば毎週末野球の練習に明け暮れていると聞くと、「健全な子」という印象を誰もが抱きますが、毎週末進学塾で勉強していると聞くと、とたんに違った印象になってしまうのはどうしてでしょう。

個人的には、勉強をがんばっていても、運動をがんばっていてもいいのでは? と思います。

野球でより打てるように練習することと、テストでより高い点数が取れるように勉強すること、分野は違いますが打ち込んでることが大事だと思うのですが…。

周囲に中学受験文化がないと、小学生が進学塾に通うことがかわいそう…と思われがちな中での難しさ。今それを実感しています。

【お知らせ】

第76話「読み聞かせのお悩み8つを解決! ママも絵本を楽しむコツは?」(https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1529919040178/)の記事下アンケート「Q. 読み聞かせについてお悩みがあれば教えてください」のアンケート結果はこちら↓

≫「読み聞かせ、ママのお悩み一挙公開!気楽に続けるコツは?」(https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1530823251228/)

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