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「社長」第一主義と「社員」第一主義が共存する会社って、どんなとこ?

ダイヤモンド・オンライン のロゴ ダイヤモンド・オンライン 2017/05/19 近藤宣之
こうすれば、絶対に「赤字にならない仕組み」がつくれる!: 近藤 宣之(Nobuyuki Kondo) 株式会社日本レーザー代表取締役社長。1994年、主力銀行から見放された子会社の株式会社日本レーザー社長に就任。人を大切にしながら利益を上げる改革で、就任1年目から黒字化させ、現在まで23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導く。2007年、ファンドを入れずに役員・正社員・嘱託社員が株主となる日本初の「MEBO」を実施。親会社から完全独立。現役社長でありながら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾、慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールなど年50回講演。東京商工会議所1号議員。第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業庁長官賞」、東京商工会議所の第10回「勇気ある経営大賞」、第3回「ホワイト企業大賞」など受賞多数。 【日本レーザーHP】 www.japanlaser.co.jp/ 【夢と志の経営】 info.japanlaser.co.jp/ © diamond 近藤 宣之(Nobuyuki Kondo) 株式会社日本レーザー代表取締役社長。1994年、主力銀行から見放された子会社の株式会社日本レーザー社長に就任。人を大切にしながら利益を上げる改革で、就任1年目から黒字化させ、現在まで23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導く。2007年、ファンドを入れずに役員・正社員・嘱託社員が株主となる日本初の「MEBO」を実施。親会社から完全独立。現役社長でありながら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾、慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールなど年50回講演。東京商工会議所1号議員。第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業庁長官賞」、東京商工会議所の第10回「勇気ある経営大賞」、第3回「ホワイト企業大賞」など受賞多数。 【日本レーザーHP】 www.japanlaser.co.jp/ 【夢と志の経営】 info.japanlaser.co.jp/

◎倒産寸前「7度の崖っぷち」から年商4倍、23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロ!◎「赤字は犯罪」&「黒字化は社員のモチベーションが10割」と断言!◎学歴、国籍、性別、年齢不問! ダイバーシティで女性管理職3割!◎「2-6-2」の「下位20%」は宝! 70歳まで生涯雇用!……こんな会社が東京・西早稲田にあるのをご存じだろうか?現役社長の傍ら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾から慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールまで年50回講演する日本レーザー社長、近藤宣之氏の書籍『ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み』が話題。発売早々第6刷となった。なんと、政府がこれから目指す施策を20年以上前から実践している小さな会社があった! 「7度の崖っぷち」からの大復活! 一体、どんな会社なのか?

会社は「社長の思い」で決まる

 社長は、「どんな会社にしたいのか」「どんな事業をやりたいのか」「自分は何がしたいのか」「社員にはどうあってほしいのか」といった「夢」と「志」を明文化しておく必要があります。

 なぜなら、社長の思いの方向と強さが、そのまま経営に反映されるからです。

 会社の結果は、「社長の思い」で決まります。

 ですから、「会社の定義」や「会社の存在意義」を明確にしておくことが大切です。「生涯雇用を守り、社員の成長を提供する」ことが私の「目的」であり、「夢」であり、社長が志を明言しなければ、人を大切にできない「志」です。

 そして、そのことを社員にも周知徹底しています。 私が「クレド」(当社HPの会社概要・経営理念と経営方針に続いて全文紹介)をつくったのも、私の「志」を社員に共有してもらうためです。

 日本レーザー社長に就任したとき、私の方針に賛同できない社員が辞めていきました。 経営再建に当たって人材不足は痛手でしたが、私は引き止めませんでした。

 会社(=社長)になじめないまま仕事をしてもらったところで、会社にとっても働く側にとってもプラスにはならないからです。

 日本レーザーのHPには、「クレド」が全文掲載されています。 当社への就職を希望する求職者は、クレドの内容に共感したからこそ、「この会社で働いてみたい」と思うわけです。

 もし、クレドに共感できなければ、そもそも「日本レーザーで働きたい」とは思わないでしょう。

 当社の社員は、「日本レーザーがどういう会社なのか」「社長はどのような志を持っているのか」を理解したうえで入社をしてきます。 だから、簡単に辞めないのです。

 私は、「中小企業は、社長第一主義が正しい」と考えています。 社長第一主義とは、「経営の目的は社長が決めていい」ということです。

「どのような会社にしたいのか」「社員にはどうあってほしいのか」は、すべて社長が決めます。

 日本レーザーの理念やビジョン(=クレドの内容)は、経営幹部に相談することなく、すべて「私ひとり」でつくりました。 なぜなら、「会社は、社長で決まる」「経営の結果は、社長の思いで決まる」 からです。

 しかし、社長第一主義は、同時に「社員」第一主義でなければなりません。

「社長」第一主義と「社員」第一主義を両立させるには

 会社は、社長が贅沢をしたり、暴利をむさぼるために存在するのではありません。 利益を出すのは、雇用を守るためです。

 会社は、「社員が人生の喜びを知り、成長する舞台」なのですから、理念やビジョンは、社員の幸せに直結すべきです。 日本レーザーのクレドは、「社長第一主義であり、社員第一主義」です。 クレドは、社長が社員に対して、「こういう経営をする」と約束したものです。

 一方、社員にとっては、「このように働く」という約束です。 すなわち、就業規則が「働く条件の契約」であるならば、クレドは「働き方の契約」と言えます。

 日本レーザーのクレドが、他社の経営理念と大きく違うのは「2つ」。●「会社は、社員の雇用と成長の機会を守るために存在している」●「会社は、社員を幸せにするために存在している」 と明言している点です。

 社長第一主義で社員第一主義という考え方は、従来の欧米では成り立ちません。 欧米では、資本家と労働者は対立するのが前提だからです。

 ですが私は、「経営者と雇用者は対立するものではなく、理念を共有する関係である」と考えています。

近藤 宣之(Nobuyuki Kondo)株式会社日本レーザー代表取締役社長。1944年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業後、日本電子株式会社入社。28歳のとき異例の若さで労働組合執行委員長に推され11年務める。そこで1000名のリストラに直面した後、取締役米国法人支配人、取締役国内営業担当などを歴任。1994年、その手腕が評価され、債務超過に陥り、主力銀行からも見放された子会社の株式会社日本レーザー代表取締役社長に就任。 人を大切にしながら利益を上げる改革で、就任1年目から黒字化させ、現在まで23年連続黒字、10年以上離職率ほぼゼロに導く。社員数55名、年商約40億円の会社ながら、女性管理職が3割。2007年、社員のモチベーションをさらに高める狙いから、ファンドを入れずに役員・正社員・嘱託社員が株主となる日本初の「MEBO」(Management and Employee Buyout)を実施。親会社から完全独立する。現役社長でありながら、日本経営合理化協会、松下幸之助経営塾、ダイヤモンド経営塾、慶應義塾大学大学院ビジネス・スクールなどでも講師を務め、年間50回ほど講演。その笑顔を絶やさない人柄と、質問に対する真摯な姿勢が口コミを呼び、全国から講演依頼が絶えない。東京商工会議所1号議員。 第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業庁長官賞」を皮切りに、経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選」「『おもてなし経営企業選』50社」「がんばる中小企業・小規模事業者300社」、厚生労働省の「キャリア支援企業表彰2015」厚生労働大臣表彰、東京商工会議所の第10回「勇気ある経営大賞」、第3回「ホワイト企業大賞」など受賞多数。【日本レーザーHP】 http://www.japanlaser.co.jp/ 【夢と志の経営】 http://info.japanlaser.co.jp/

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