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アップルやゴールドマンのCEOより稼ぐ-17年報酬320億円の養豚王

Bloomberg のロゴBloomberg 2018/05/17 13:34

a screenshot of a cell phone: The Best-Paid Bosses in 2017

The Best-Paid Bosses in 2017
© Bloomberg

(ブルームバーグ): 香港上場企業の経営幹部で昨年最も稼いだのは、トップバンカーでも不動産王でもない。欧米や中国で養豚場や食肉工場を子会社を通じ展開する万洲国際(WHグループ)の会長兼最高経営責任者(CEO)、万隆氏だ。

万隆氏

  同社の年次報告書によれば、2017年の万氏への給料・株式支払いは2億9100万ドル(約320億円)。

  ブルームバーグの集計データは、米アップルのティム・クックCEOや米テスラのイーロン・マスクCEO、ゴールドマン・サックス・グループの ロイド・ブランクファインCEOよりも多い報酬だったことを示している。

  万洲国際は米スミスフィールド・フーズや中国の河南双匯投資発展などを傘下に置き、養豚場・食肉工場の経営に加え、消費者向けに「ファームランド」ベーコンや「エックリッチ」ソーセージなどブランド名を冠した商品も販売している。

  万洲国際の投資家向け情報提供(IR)ディレクター、ルイス・チェイン氏は、事業構築と13年のスミスフィールド買収を主導した万氏への17年報酬は適切だと説明した上で、万氏は利益を増やす一方で債務を減らし、取締役会は会社のさらなる成長に万氏が貢献することを期待していると述べた。万洲国際は万氏へのインタビュー要請には応じなかった。

万洲国際の工場(河南省鄭州)

  ブルームバーグのデータによると、万氏の17年報酬は、香港上場企業の中で2位以下の報酬上位26人全員を合わせた額より多い。万氏は1940年生まれ。中国中央部にある河南省の公営食肉工場で68年から働き始め、最終的に同工場のゼネラルマネジャーとなった。2007年までに政府が売却した「双匯」が47億ドルでスミスフィールドを買収し、万洲国際として14年に香港上場を果たした。

原題:This Chinese CEO Got Paid More Than Tim Cook or Lloyd Blankfein(抜粋)

--取材協力:Jeffrey Hernandez、Manuel Baigorri、Megan Durisin、Alicia Ritcey、Cathy Chan、Jennifer A. Dlouhy.

記事に関する記者への問い合わせ先:香港 Bruce Einhorn beinhorn1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Kenneth Wong kwong11@bloomberg.net, Anjali Cordeiro

©2018 Bloomberg L.P.

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