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ウーバーが「プロ制度」開始、無料で大学の学位取得が可能に

Forbes JAPAN のロゴ Forbes JAPAN 2018/11/05 12:30 Janet Burns

© atomixmedia,inc 提供 競合のリフトとの戦いを激化させるウーバーは、高評価のドライバーに対する優遇措置を米国の8都市で導入する。

ウーバーは11月1日、「ウーバー・プロ(Uber Pro)」と名づけた優遇措置の導入を発表した。ウーバー・プロは高評価のドライバーに対し、賃金の割増や割引価格でのガソリンの提供を行うもの。シアトルやシカゴ、ニューオリンズ、フェニックス、オーランド、タンパ、デンバー、ニュージャージーで、テスト版を開始する。

ウーバーはドライバーに対し、ゴールドやプラチナム、ダイヤモンドといった格付けを行っており、ウーバー・プロ認定を受けたドライバーはガソリンやメンテンス料金の割引、賃金の優遇措置が受けられる。さらに、アリゾナ州立大学では無料のオンライン講座の履修機会も設けられる。ドライバーらは顧客からのフィードバックや、キャンセル率、一定期間の乗車頻度などにより、格付けされている。

ニュースサイト「The Verge」によると、プロ認定を受けるためには、5段階評価で4.85以上のスコア取得と、キャンセル率を4%以下に抑えることが必須となる。認定を受けた場合、ガソリンの購入代金の5%が払い戻しされ、特定のガソリンスタンドではその率が6.5%まで引き上げられる。また、車両メンテンスをCar Adviseで行う場合、25%の割引が受けられる。

ウーバーは、プロ制度を2019年には全米に拡大し、その後は世界に広げていきたい意向だ。同社によると、3000回以上の乗車を達成しプラチナム及びダイヤモンド認定を受けたドライバーは今後、アリゾナ州立大学で無料のオンライン講座を受講することが可能になる。講座には英語や起業家認定コースのほか、80以上の学士号の取得コースが設けられている。この特典は、家族に譲渡することも可能とされている。

ウーバーはドライバーらの平均評価を明らかにしていないが、同社は「バズフィード」の取材に対し、「4.85以上の評価を得ることは、決して難しいものではない」と述べていた。

ドライバーの生活の質を向上させる

ウーバーCEOのダラ・コスロシャヒとアリゾナ州立大学の学長、マイケル・クロウは先日の共同声明で、プログラムの立ち上げをアナウンスした。「企業や学術分野のリーダーらは今後、全ての人々にテクノロジーの進歩によるメリットを与える姿勢が要求される」と2名は述べた。

さらに、今回のウーバーとアリゾナ州立大学の取り組みは、企業と学術機関のパートナーシップにより、多くの人々が新たなスキルを身につけ、より良い暮らしを実現することを支援する動きの模範例となることを強調した。

ここ数週間でウーバーは、複数の新たな戦略を立ち上げ、リフトなどの競合と争う姿勢を見せている。10月30日にウーバーは月額のサブスクリプション制度「Ride Pass」の導入を発表した。その前週に、同社はウーバーイーツのサービス提供範囲を、米国の人口の70%にまで拡大するとアナウンスした。さらに、Eats for Businessと呼ばれる新規事業の開始も発表した。

公式ブログで同社は、今回のプログラムは献身的なドライバーらに特典を与えるものだと説明した。「ウーバーは今後も、世界を前進させる試みを続けていく。ドライバーたちに、彼らの暮らしを前向きな方向に変える機会を与えていく」と同社のプロダクト部門長のSunil Parekhらは述べた。

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