古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

スバルが業績予想を下方修正 群馬生産停止響き 19年3月期

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2019/02/07 21:46 毎日新聞
スバルのロゴマーク=富士重工業提供 © 毎日新聞 スバルのロゴマーク=富士重工業提供

 SUBARU(スバル)は7日、2019年3月期連結決算の業績予想を下方修正し、最終(当期)利益が従来の1670億円から1400億円になると発表した。1月に調達部品の不具合に伴い群馬製作所(群馬県太田市)の操業を停止した影響で、販売台数が減少するのが主因。

 スバルは1月16日、ハンドルの操作を補助する装置「電動パワーステアリング」に不具合がある可能性が判明し、国内唯一の完成車工場である群馬製作所で全9車種の生産・出荷を停止した。

 同28日に生産を再開したが群馬製作所は現在もフル稼働に至っておらず、影響は3万台に上る。これに伴い、スバルは18年度の国内生産計画を昨年11月時点の計画から4万台減の61万5800台に引き下げた。世界販売台数も99万6400台とし、3年ぶりの100万台割れとなる見通しだ。

 スバルでは今回の問題発生以前から完成車の検査不正が相次いだ。また、1月には16年に群馬製作所の男性社員が長時間労働で自殺していたことが発覚。約3400人に総額約7億7000万円の未払い残業代があったことも明らかになっている。

 一連の問題や販売台数減について、岡田稔明専務執行役員は7日の記者会見で「我々が思っていた以上に成長のスピードが速く、ひずみが全くなかったわけではない」と釈明。「品質やコンプライアンス(法令順守)をきちんとできる会社にしていくことが我々の使命だ」と強調した。

 18年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比2・5%減の2兆3774億円、最終利益は同22・7%減の1182億円。昨年11月に部品の不具合の影響で届け出た国内外計41万台のリコール費用が響いた。【松本尚也】

毎日新聞の関連記事

image beaconimage beaconimage beacon