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チェック魔はNG!「他力」を使えない人の残念な共通点

ZUU Online のロゴ ZUU Online 2020/02/14 19:35
(画像=Marjan Apostolovic/Shutterstock.com) © 頑張る (画像=Marjan Apostolovic/Shutterstock.com)

(本記事は、小林正弥氏の著書『最速で10倍の結果を出す 他力思考』プレジデント社の中から一部を抜粋・編集しています)

他力を使えない人の残念な4つの共通点

ここで、あなたに確認してもらいたいことがあります。

世の中には、頑張っても頑張っても他力が使えない人がいます。

あなた、もしくはあなたの身近な人は、次のいずれかのタイプに当てはまっていませんか?

●他力が使えない4つのタイプ

(1)頑張り屋タイプ

本当は困っているのに、誰かに手を差し伸べられても「大丈夫です!自分で頑張れます」と協力を断ってしまうタイプです。

頑張り屋タイプは、1馬力で勝負しようとするので、他力が使えません。

周囲の人たちも、困っているからと思って協力、応援しようとしても、その手を撥ね除けられるとどうしようもありません。

私のところに来る生徒も同じです。

私は200名ほどのビジネスコミュニティを主宰しているのですが、「結果が出てから報告します」という頑張り屋タイプは、頑張っている割に結果が出るのが遅くなる傾向にあります。

講師と生徒は、「生徒の結果を出す」という共通のゴールに向かう同志です。

自分にはない知恵や人脈を得ようと思ってコミュニティに参加するのだから、遠慮なく借りたら良いのです。

にもかかわらず、頑張り屋タイプは、チームや周りの人たちと張り合ってしまい、浮いてしまいがちになります。

優秀なプレイヤーが必ずしも、優秀なマネージャーになれない理由はここにあります。

一方、結果が早く出せるのは、こまめに相談する人です。

私のコミュニティにいる営業職のDさんは、お客様からの紹介でトップセールスになっています。お客様にこまめに相談するから、「こんな人いるから紹介するよ」と紹介をいただけるのです。その結果、彼の営業成績はうなぎのぼりで上昇しています。

人間関係は、貸し借り、助け合いの中で深まっていきます。

仕事だけでなく、プライベートでも、ちょっと抜けていて、隙があるくらいのほうが好かれます。

人の「好き」は、「隙」に入ってくるのかもしれません。

頑張り屋タイプの処方箋としては、相手が手を貸してくれる時は遠慮なく借りて、借りた後は「ありがとう」と感謝を伝えましょう。

それは、相手からの「気持ち」を受け取ることでもあります。

例え相手からの申し出がなくとも、自分が苦手で相手の好きなこと、得意なことの場合は、「ちょっとお願いしてもいいかな」と言ってみましょう。

案外「待ってました!」と喜んで協力してくれるかもしれません。

友情や愛情も相手との貸し借りの中で、育まれていくものなのです。

(2)競争心旺盛タイプ

競争とは相手を負かすこと。勝ち負けは人との分離を生むので、1馬力しか使えません。

私の周りでも、競争心が強い人は一匹狼になりがちで、人と交わりません。

ところが、ビジネスチャンスは、得てして人を介してやってくることが少なくありません。

そのため、人と交わらない人は、どうしてもチャンスが少なくなります。

私のコミュニティでの事例をいえば、コミュニティ内でのつながりから仕事を受注して業績が伸びている人がいる一方で、競争心の強い人は、自力で頑張って苦戦しています。

競争心旺盛タイプの処方箋としては、「目的と手段を一緒にしない」ことです。

営業成績を伸ばしたい、という目的があったら、手段は何でもよいのです。自力で頑張る方法もありますが、上司や同僚、お客様の協力を得て、みんなと目的を達成する道もあります。

他力を使って達成した時ほど、分かち合う仲間がいて喜びも格別です。一人だけの達成会より、仲間との達成会のほうが楽しい。

一人だけの残念会より、仲間との残念会は勇気が湧いてきます。そう考えて他力を使ってみましょう。

(3)八方美人タイプ

八方美人タイプとは、自分の軸を持たず、相手に好かれようと自分をコロコロ変える人のことです。

自分の都合で方針を変えると、誰からも信頼されません。

信頼されない人が、他力を使うことはできません。ビジネスでも恋愛でも、上っ面でいろいろなところに出入りしている人は、大切な人を紹介されないからです。

名刺の数は多いけれど、深い人間関係は築けず、根なし草のようになってしまいます。

八方美人タイプへの処方箋としては、「目先のメリットだけで人と付き合わない」と決めることです。

目先のメリットではなく、好き嫌いで人と付き合うようにするのです。

嫌いな人とはあえて付き合わなくてもよいでしょう。

嫌いな人と付き合うことは、自分自身に対する虐待です。とはいえ、面と向かってNOと言う必要はありません。

私のお勧めは、「既読スルー」状態です。

人間関係は概ね、スルーしておけば自然と切れていきます。

もしも相手から空気の読めないリマインドが来たら、「忙しくて返信するのを忘れていました。ごめんなさい」と伝えつつ、さらにスルーすればよいのです。

繰り返しますが、心の中でNOな人にYESを言うのは自分への虐待です。

他力は長期的関係の中に発動します。可能な限り長く付き合える好きな人とだけ付き合いましょう。

(4)チェック魔タイプ

人は誰しも、「あれやった?これやった?」と一つひとつチェックされるのは嫌なものです。

また、常にチェックしていると、相手は思考停止に陥り依存的になってしまいます。どのみちチェックされるのだから、相手に意見をもらってから行動しよう、となってしまうのです。

過度なチェックは、相手を信頼していないことが伝わるため、ある時、急に人が辞めたり離れていきがちです。成功している起業家から、教わったアドバイスがあります。

「社長が現場に入って指示を出しすぎると、スタッフは萎縮し、イエスマンになり、結局、社長自身が1馬力で頑張らないと回らない体制になってしまう」。

チェックやアドバイスをしすぎると、他力が使えなくなる……。

私はそれ以来スタッフに対して、大きな方針に沿っていればあえて見て見ぬふりをするようになりました。

小林正弥(こばやし・まさや)

ビジネス教育者、作家。株式会社教育スクールビジネス研究所代表取締役1983年、埼玉県生まれ。2006年、早稲田大学理工学部卒。「本業で結果を出して稼ぎ、結果の出し方を人に教えて稼ぐ」、ダブルインカムの手法を実践する「新・講座型ビジネス実践会」を主宰。「才能をお金に変える専門家」と呼ばれ、塾生には年間3000万円、1億円を稼ぐクライアントもいる。25歳で独立したものの全く稼ぐことができず、時給900円の日雇いのアルバイトを経験。家族の治療費のため、自分を最高値で売ることを決意し、1ヵ月後に毎月210万円の報酬が得られるようになる。その後、自分を「商品」として1億円プレイヤーとなる。自身がお金に苦労した経験から、地に足のついたアドバイスには定評がある。著書に『自分を最高値で売る方法』『億を稼ぐ勉強法』(ともに、クロスメディア・パブリッシング刊)がある。

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