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ナイキやアンダーアーマーにとりつく「呪い」を寄せ付けないアディダスの強さ

BUSINESS INSIDER JAPAN のロゴ BUSINESS INSIDER JAPAN 3日前 Dennis Green
© Adidas

  • アディダスは北米で成長し続けている。先週9日に発表された第3四半期決算でも、売上高は31%増えた。
  • ナイキやアンダーアーマーがつまずく一方で、アディダスはその北米での野心的な目標に向け、伸び続けている。
  • アディダスの北米トップは、その成功のカギは顧客と密な関係性を築いていること、顧客のニーズにきちんと応えていることだと話している。

アディダス人気が続いている。

直近の決算報告でアディダスは、北米での売り上げが前年比で31%増えたことを明らかにした。同社の増益率はここ最近、20%台後半から30%台前半で推移している。

同社最大のライバル2社との差は、歴然としている。直近の決算で、ナイキは北米での売り上げが3%減ったと報告、アンダーアーマーに至っては12%減だ。アディダスは今やアンダーアーマーを抜き、アメリカで2番目に大きなスポーツウエア販売業者だ。

ナイキとアンダーアーマーはその業績不振の理由として、市場をめぐる厳しい環境を挙げる。だが、アディダスはこれに異を唱える。

アディダスは顧客のえり好みが強まる中、どうやって成長し続けているのだろうか? アディダス北米部門の責任者マーク・キング(Mark King)氏は、秘密は何もないと言う。同社のブランド戦略がはまっているだけだと。

キング氏が繰り返し述べているように、その戦略は適切な製品を適切な顧客に、適切なタイミングで提供するというものだ。

「我々は、顧客が求めるものに注力している」キング氏は今年3月にそう語っていた。

これには消費者に大人気の、アスリート向けの商品にインスパイアされた一般向けのスニーカーも含まれる。ナイキが魅力的とは言えないバスケットシューズに注力し、アンダーアーマーが独自のパンとバターを作っている間に。そしてアディダスのウルトラ・ブーストやアルファ・ブースト、ピュア・ブーストといったシューズが人気を集め、レトロなデザインで人気のスタン・スミスなどとともに、同社の成長をけん引した。

キング氏は、アディダスが全てのカテゴリーでシェアを倍増させたと言い、中でもランニング・シューズのカテゴリーで強みを発揮していると述べている。

そして、キング氏は同ブランドの人気は続くと見ている。なぜなら顧客はシューズだけでなく、ブランドそのものとの結びつきを強めているからだと言う。そして同社の今後の課題は、こうしたシューズの成長を維持していくことだとキング氏は言う。

「間違いない」と語る同氏は、この成長の継続に注力している。

もう1つの重要なポイントとして、キング氏はオンラインの「顧客に従い」、eコマースに適切に向き合うことを挙げている。実際、オンラインで買い物をする消費者が増えるにつれ、アディダスもその需要に応えるべく、スマートフォン向けの新しいショッピング・アプリを開発している。

[原文:Adidas is defying the American curse that's haunting Nike and Under Armour]

(翻訳/編集:山口佳美)

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