フォーブズ「世界のプロアスリート長者番付」2019年版トップ50
錦織圭が35位に!「世界のプロアスリート長者番付」トップ50
毎年恒例のフォーブズ(Forbes)「世界のプロアスリート長者番付」の2019年版(トップ100)が発表された。ここでは上位50位に入った各分野のスター選手を順番に紹介していく。
Forbesのこのランキングはそれぞれの選手が過去一年間に稼いだ金額を推定してまとめたもので、稼ぎの中身は本給にあたる契約金/獲得賞金と、副収入にあたるエンドースメント(企業のスポンサーシップなど)の二本柱。近年では、現役中から投資家となりベンチャー企業に資金を出して含み資産を増やしている有名アスリートの話もよく聞くが、そうしたストックのゲインは含まれておらず、あくまでフローの収入の多寡に基づいたものと思われる。
また、エンドースメント額だけでみると、男子テニスの錦織圭が全体で9位(推定3300万ドル)に入っているのも目を惹くところ(総額では3730万ドルの35位)で、コート上ではなかなか勝てない相手であるジョコビッチ(3000万ドル)やナダル(2600万ドル)よりも上につけている。
なお、女子ではテニスのセリーナ・ウィリアムズが63位(2920万ドル)で唯一ランクインしている。
ちなみにForbesの関連記事によると、トップ100に入ったアスリートの競技別内訳はバスケットボール(NBA)が35人で最多となっている。
<*各選手の収入については、1ドル=110円換算の日本円とドル建て($ million)を併記>