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三菱UFJ、オランダに証券拠点の設置を決定=関係筋

Reuters のロゴ Reuters 2017/09/13

[東京 13日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)(8306.T)は証券業務の欧州における新たな拠点をオランダのアムステルダムに設置することを決めた。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)対策として、ロンドンで行っている業務の一部を移管する。複数の関係者がロイターに明らかにした。

午後に発表する。

同社の欧州での証券業務は現在、MUFGセキュリティーズEMEAがロンドンに拠点を構え、約600人の陣容で事業を展開している。

関係者によると、アムステルダムに新たに証券の現地法人を設立するとともに、欧州大陸で顧客の多いパリに支店を開設する計画。ロンドンから数十人が新拠点に移る見通し。

MUFGの広報担当はコメントを差し控えるとした。

MUFGはすでにアムステルダムに商業銀行業務の拠点を設立することを決め、欧州大陸内での支店、現地法人の再編を進めており、「証券業務の欧州大陸の拠点もアムステルダムに置くのが当然」(同社幹部)としている。

三菱UFJ、オランダに証券拠点の設置を決定=関係筋 © REUTERS 三菱UFJ、オランダに証券拠点の設置を決定=関係筋

関係者によるとアムステルダムでの拠点設立後も、ロンドンにあるMUFGセキュリティーズEMEAは引き続きヨーロッパ、中東およびアフリカ地域の本部としての機能を維持する。

銀行がEU域内で活動するにはいわゆる「EUパスポート」と呼ばれる許可が必要だが、離脱に伴い、金融機関が英国でEU事業を行う権利を失うことが見込まれている。そのため、世界の金融機関はロンドンに代わる新たな拠点としてドイツのフランクフルトやアイルランドのダブリンなどへの事業移転を検討し始めている。

日本の金融機関では野村ホールディングス(8604.T)やみずほフィナンシャルグループ(8411.T)傘下のみずほ証券などが、フランクフルトに新たな拠点を設置する方向だ。

(浦中 大我)

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