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加熱するインドのストリーミング、ウォルマート系企業も参入

Forbes JAPAN のロゴ Forbes JAPAN 2019/08/12 11:30 Bedatri Choudhury

© atomixmedia,inc 提供 米ウォルマートは2018年5月、160億ドルでインド最大のEコマース企業「Flipkart」を買収した。そのFlipkartは8月5日、無料の動画ストリーミングサービスを立ち上げ、同社の会員向けに、無料で提供するとアナウンスした。

インドでは毎年秋(今年は10月27日)にヒンドゥー教のお祭りのディワリが開催され、Eコマースが最も盛り上がるが、Flipkartはそれに先駆けて9月にストリーミングサービスを開設する。同社はインドにおけるアマゾンの最大のライバルだ。

FlipkartグループCEOのKalyan Krishnamurthyはプレスリリースで「当社は過去10年に渡り、インドに特化したテクノロジー企業として発展を続けてきた。今回の試みはFlipkartの利用を新たに開始するインドの2億人の人々に向けてのものだ」と述べた。

Flipkartの動画ストリーミングはアマゾンの動画サービスに対抗するものだ。しかし、アマゾンが独自コンテンツに注力する一方で、Flipkartは当面の間、オリジナルを製作する意志はないという。同社はディズニーやインドのBalaji Telefilmsからコンテンツ提供を受ける。

インドにおけるアマゾンプライムの会員費は年間999ルピー(約1500円)だが、Flipkartは一定額の買い物を行った人々を対象に、無料でストリーミングサービスを提供する。ネットフリックスやスポティファイ、ユーチューブらがインド向け投資を活発化させた結果、インドの音楽や動画ストリーミング市場は盛り上がりを見せている。

また、ZEE5やBalaji Telefilmsなどのインド企業のストリーミングサービスも会員数を伸ばしている。

BCGのレポートによると、インドの動画ストリーミングの市場規模は現在5億ドル(約530億円)で、2023年までに10倍に成長する見通しという。ウォルマートは動画配信サービスのブードゥー(Vudu)を2010年に買収し、米国及びメキシコで、広告つきの無料配信及びペイ・パー・ビュー型の配信を行っているが、ネットフリックスらに大きな遅れをとっている。

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