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英住宅価格見通し、16年6月以来の低水準=RICS

Reuters のロゴ Reuters 2017/10/12

[ロンドン 12日 ロイター] - 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)が12日公表した調査によると、英国の住宅価格見通しは欧州連合(EU)離脱を決めた昨年の国民投票以降で最も弱くなった。ロンドン中心部の価格がさらに下落するとの見通しが背景にあるという。

英住宅価格見通し、16年6月以来の低水準=RICS © REUTERS 英住宅価格見通し、16年6月以来の低水準=RICS

9月のRICS住宅価格指数(「上昇」との回答から「下落」との回答を引いた数値)は前月と変わらずのプラス6で、ロイター調査のエコノミスト予想を若干上回った。

一方、今後3カ月間は住宅価格が下落すると見込まれており、今後1年についても国民投票が行われた2016年6月以降で最も低い伸びが予想されている。

RICSのチーフエコノミスト、サイモン・ルービンソーン氏は、住宅価格のさらなる下落が見込まれているロンドンやイングランド南東部と、価格上昇が続く英国の他の地域では大きな違いがあると指摘。

「供給不足が引き続き示されているため、英国のほとんどの地域で価格は高水準にとどまる可能性が高く、中期的に上昇を続けるだろう」とした。

ブレグジット(EU離脱)を決めた国民投票以降、住宅価格の伸びは鈍化しており、英住宅金融会社ネーションワイドが公表したロンドンの9月の住宅価格は2009年以来8年ぶりに低下した。

RICSは、住宅市場の活動は減速していると説明。販売戸数と新規購入者による問い合わせ件数がともに16年7月以来の大幅な下落率になった。

これに関しルービンソーン氏は「高価格帯の住宅に対する購買力の制約が一因であるほか、約10年ぶりの利上げの可能性が高まっていることも恐らく反映している」とした。

イングランド銀行(中銀)は前月、経済やインフレ圧力の拡大が続けば、今後「数カ月内」に政策金利を引き上げる公算が大きいとの見解を示している。

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