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通販、独自の配達網構築へ ヤマトの時間指定見直し影響

朝日新聞デジタル のロゴ 朝日新聞デジタル 2017/06/19

 宅配便最大手のヤマト運輸は19日、配達の時間帯指定を見直し、「正午~午後2時」の枠を廃止した。長時間労働が当たり前になっていた宅配ドライバーの負担軽減がねらいだ。配送をヤマトに頼る通信販売会社は、サービス縮小を余儀なくされているが、独自にサービス強化をめざす動きも出ている。

トラックから荷物を取り出して配送先に向かうヤマト運輸のドライバー=東京都三鷹市、相場郁朗撮影 © 朝日新聞 トラックから荷物を取り出して配送先に向かうヤマト運輸のドライバー=東京都三鷹市、相場郁朗撮影

 ヤマトは配達が集中する「午後8~9時」の枠を「午後7~9時」に変更。ほかの枠は変えず、指定できる時間帯は6枠から5枠(午前中、午後2~4時、午後4~6時、午後6~8時、午後7~9時)に減った。業界でいち早く1988年に夜の配達の時間帯指定を導入して以来、サービスの縮小は初めてになる。

 宅配便市場でのヤマトのシェアは約5割にのぼり、商品の配送を頼る通販は多い。ロハコは19日、「正午~午後2時」の配送指定の受け付けをやめた。ニッセンとゾゾタウンも今月中旬から受け付けを中止している。百貨店業界も、今夏のお中元商戦で同様の対応をしている。「倉庫を『ヤマト仕様』にしていて、すぐには他社の配送網に切り替えられない」(大手百貨店)との事情もある。

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