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安倍首相、新時代の国造り力強く推進する布陣整えた:タイムライン

Bloomberg のロゴ Bloomberg 2019/09/11 19:11 延広絵美

(ブルームバーグ): 安倍晋三首相は11日夕、内閣改造を受けた記者会見で、「新しい時代の国造りを力強く進めていくための布陣を整えた」と説明した上で、「憲法改正への挑戦」などの課題を「必ずや成し遂げていく決意だ」との意欲を示した。「安定と挑戦の内閣」とも述べた。

  麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を除く17の閣僚ポストが入れ替わり、環境相に就任する小泉進次郎氏ら13人が初入閣した。自民党役員人事では、二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長を続投させるほか、総務会長に鈴木俊一氏、選挙対策委員長に下村博文元文部科学相を充てる人事を決めた。

閣僚名簿はこちらをご覧ください

安倍首相が記者会見(午後6時ごろ)

  安倍首相は小泉環境相の起用について、「海洋プラスチックごみ、気候変動など地球規模の課題に若手ならではの斬新な発想での取り組みを期待している」と指摘、「責任ある立場で能力を発揮してほしい」と述べた。

  教育、労働、社会保障の三つの改革に挑戦すると表明。新たに全世代型社会保障検討会議を設置し、来週にも第1回の会合を開催する準備を進めるよう担当の西村康稔経済再生担当相に指示したことを明らかにした。日米貿易交渉については引き続き、茂木敏充外相が担当する。

菅官房長官が閣僚名簿を発表(午後1時25分ごろ)

  茂木経済再生担当相が外相、河野太郎外相が防衛相に横滑り。総裁選に出馬経験のある西村官房副長官は経済再生担当相に充てる。安倍政権は11月には歴代最長となる予定。21年9月の党総裁任期満了もにらみ、将来のリーダー候補として名前の挙がるメンバーを内閣や党の要職に据える人事となった。

 韓国への輸出管理厳格化問題などを担当する経済産業相には菅原一秀元財務副大臣を登用した。菅原氏は菅官房長官を支える無派閥議員グループ「令和の会」のメンバー。一方、昨年の総裁選で首相と争った石破茂元幹事長が率いる派閥からの入閣はゼロとなった。

自民党役員が記者会見(午前11時ごろ)

  二階氏は記者会見で、安倍首相の総裁4選について「決意を表明されたわけではないが、もし総裁がそういう決意を固められた時は、国民の皆さんの意向に沿う形をもって、党を挙げて支援していきたい」と語った。

  自民党は党則で総裁任期は連続3期までと定めており、安倍首相が4選を目指して次期総裁選に出馬するには改正が必要だ。現時点で安倍首相の党総裁としての任期は2021年9月まで。

  二階氏は憲法改正については、首相の意向に沿って党を挙げて努力を重ねたいと強調。岸田氏も、党の一員として雰囲気づくりを後押ししていきたい、と語った。

自民党役員人事発表(午前10時ごろ)

  安倍首相は臨時総務会で、与党が勝利した7月の参院選に触れ、「国民の皆さんから頂いた付託にしっかりと自由民主党は応えていかなければならない。その中で、今回役員人事を一新した」と述べた。

  森山裕国対委員長は再任、幹事長代行には稲田朋美元防衛相、参院議員会長には世耕弘成経済産業相がそれぞれ就任する。

  新しく総務会長に就任する鈴木俊一氏は麻生財務相の義弟で麻生派に所属。父親の故善幸元首相も総務会長を務めた経験がある。下村選対委員長は第1次安倍政権で官房副長官、第2次政権以降も幹事長代行、憲法改正推進本部長などを歴任した首相側近。

  第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは、現在の政治状況について「難問山積の中で突然何が起こるか分からない」とした上で、「そういう中で巧みにやってきた人たち」が重要ポストに登用されるとの考えを示す。また、茂木氏ら「首相と仲が良い人」が要職に起用され、「ステップアップするようなチャンス」を得ていると指摘した。 

(安倍晋三首相の会見内容を追加して更新しました)

記事についての記者への問い合わせ先:東京 延広絵美 enobuhiro@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 yokubo1@bloomberg.net, 広川高史

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