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6月までに「値上げしたモノ・サービス」まとめ - 家計を守る方法も

マイナビニュース のロゴ マイナビニュース 2017/06/19 武藤貴子
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●6月に値上げしたもの
最近、身の回りの商品、サービスの値段が高くなっていると感じませんか。6月には郵便料金やビールなどが値上げし、話題となりました。ほかにも、生活必需品から嗜好品まで値上げが相次いでおり、家計への影響を心配する人も多いはずです。今年は、どのようなものの値段が上がったのでしょうか。

○6月に値上げしたものとその背景とは

2017年6月には複数の値上げがあり、ニュースなどで大きく取り上げられました。主なものとして、電気・ガス料金、郵便料金、ビールなどの酒類、そのほか、バターといった乳製品やタイヤなどがあります。このような値上げが続く背景には、どのような事情があるのでしょうか。

まず、「晩酌にビールは欠かせない」という家庭には見過ごせないのが、酒類の値上げでしょう。この6月にビールが値上げとなるのは、「改正酒税法」という法律が施行されたため。それにより、コンビニやドラッグストアといった量販店において、ビールや発泡酒などの過度な安売りが事実上できなくなるのです。経営不振に陥った町の酒屋さんを救済する名目で施行に至りましたが、ビールを飲みたくなるこれからの時期には、痛い値上げとなるでしょう。

また、郵便料金の値上げもありました。これまで52円だった郵便切手やハガキの料金が10円上がり、62円となります。消費税増税以外の理由で郵便料金が値上げされるのは、23年ぶりのこと。なお、定形外郵便では、所定の規格に収まるかどうかにより、料金が分けられることになりました。値上げの背景として、郵便需要の減少や人件費上昇への対応策といった理由があるようです。

そして、大手電力10社と都市ガス大手4社で、電気・ガス料金も上がります。これは、原油や液化天然ガス(LNG)、石炭などの輸入価格が上昇したためです。実は、電気・ガス料金が引き上げられるのは、今年1月から毎月続いています。電気やガスは毎日使うものなので、特に頭を悩ませる値上げですね。

○今年行われたその他の値上げ

このように、様々な理由で値上げが断行されています。ですが、値上げは6月だけにとどまりません。

※画像と本文は関係ありません

●1~5月に値上げしたもの
さて、今年は、他にどのような値上げがあったのでしょうか。主なものを確認してみましょう。

・2017年1月

今年1月には、地震保険の改定があり、全国平均で5.1%保険料が上がりました。値上げの背景として、自然災害の増加に伴い、万が一に備えて支払い余力を蓄えておく必要性が高まったこと等が関係しています。

・2017年4月

4月には、燃油サーチャージや生命保険、国民年金、介護保険の保険料、タバコ、オリーブオイル、タイヤなどが値上げされています。まず、国際線の旅客運賃に上乗せされる燃油サーチャージは、円安や原油価格の高騰により、2017年2月から適用されることとなりました。

4月には、燃油サーチャージは2倍に上がっています。生命保険は、マイナス金利の影響により、終身保険や学資保険の保険料値上げが行われることに。段階的な引き上げが行われている国民年金保険料は、230円増の月16490円となります。なお、介護保険の平均保険料は、健保組合加入者と共済組合加入者は負担が増えますが、協会けんぽ加入者は負担減となります。

・2017年5月

5月には、日用品の値上がりが行われました。エネルギー価格の上昇や原料高、物流コストの増加を背景に、ティッシュペーパーやトイレットペーパーが値上がりしたほか、バター、チーズなどが高くなっています。
また、6月以降も値上げは予定されています。7月には家庭用小麦粉、10月にはヤマト運輸の基本運賃が27年ぶりに値上げされ、これまでより140~180円高くなります。タバコの値上げも引き続き行われるなど、「高くなったな」と感じるものがさらに増えるかもしれません。

○値上げから家計を守るためには

このように、今年だけでも数多くの値上げが行われています。嗜好品は、人によっては大きな影響がない場合もありますが、生活必需品や光熱費はそうはいきません。給与が上がらない状態でモノの値段だけ上がっていけば、家計が圧迫される原因となります。値上げから生活を守るには、どうすればいいのでしょうか。

まず、食品など日々の買い物で細かく出費を削るより、毎月の固定費を節約してみましょう。通信費や住居費、保険などは一度見直しをして無駄を省けば、それ以降はずっと節約効果が続くことになります。なお、国民年金や生命保険の保険料は、まとめ払いで割引を受けることができます。光熱費や公共料金をクレジットカード払いにして、ポイントを貯めるのもおすすめです。

また、貯金や節約だけでなく、お金を増やすことも考えてみましょう。たとえば、毎月一定額を投資信託で積み立てる、もしくは、副業で給与以外の収入源を持つことも検討してみてはいかがでしょうか。

これだけ多くの値上げがあると、「生活は大丈夫?」という気持ちになってしまいますよね。しかし、心配するだけでは何も変わりません。生活を守るための知恵を駆使し、値上げに負けない家計を目指しましょう。

筆者プロフィール:武藤貴子
ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録FP。

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