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マツコ・デラックス「もうみんな限界」社会に閉塞感

日刊スポーツ のロゴ 日刊スポーツ 2017/02/06 日刊スポーツ新聞社

 マツコ・デラックスが、男性保育士による女児の着替え問題やアルバイトの病欠罰金問題、音楽教室からの著作権料徴収問題などが取り沙汰される現状に「もうみんな限界に来てるんだろうね、いろんなものが」と閉塞(へいそく)感を指摘し、根本的な議論が必要だと私見を述べた。

 マツコは6日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」で、男性保育士が女児の着替えを行うことの是非がネット上で議論されていることについて、多くの自治体が待機児童問題を抱えている現状において「全部クレームを入れてたら、そんなに世の中すべての人が100%満足できる形なんてないわけじゃん。心配してるのはわかるんだけど、まずはもっと大きな問題になってるところを解決する上で、男性保育士さんになってもらわないと困るわけだし」と、問題解決の優先順位をはっきりと認識すべきとの考えを示した。

マツコ・デラックス(写真は2015年10月) © 日刊スポーツ新聞社 マツコ・デラックス(写真は2015年10月)

 またアルバイトの女子高生が病欠して代わりを探さなかったことを理由に店側から減給制裁を受けたことが話題となっていることについて、「子どもたちに関わることで1つでも問題点をクリアにしていこうっていうことには異議はない」とした上で、「労働ってそんな簡単なことじゃなくて、ブラックってよく言うけどブラックかホワイトっていう問題でもない。ほぼグレーでみんなやってるわけじゃない? そのうやむやの中でみんながバランスを取りながら労働をしていくっていうのが社会。そこを全部、四角四面に労働基準法というものだけで判断をしてやったときに、はたして社会って成立するのかな」と疑問を投げかけた。

 そしてJASRACの問題に話がおよぶと、「今日はなんか全体的にそんな話になっちゃってるけど、たぶんこういう重箱の隅をつつくようなことだったり、いろいろ文句を言わないと、もうみんな限界に来てるんだろうね、いろんなものが」とため息。「そりゃJASRACだって本音はさ、営利目的でやってる音楽教室とはいえ、子どもたちが音楽を習ってるわけじゃん、そんなところから(お金を)取りたくないと思うのよ。もっと潤沢に昔みたいにCDが売れるとか、そういうんであれば『じゃあカラオケから取ります』とか、CDが200万枚300万枚売れてたら言わないと思うのよ」と推察するとともに、「多分もう無理なんだろうね、いろいろ…」と悲観した。

 社会全体の行き詰まりを指摘するマツコは、これらの問題を解決するためには「やるんだったら徹底してやらなきゃダメだと思う。保育園(の問題)だって『全部言うこと聞きますから、その代わり税金上げますよ』とか。だってお金がないとできないんだから。そこをうやむやにしたまま議論を進めても、結局10年たっても解決なんかしないと思う。だから最終的には、『日本はどういう国としてこれから歩んで行くんですか?』っていうところを議論しないと」と持論を展開した。

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