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ゆりか先生のセキュリティ講座:これで安心、お子さんがパソコンを使うときのポイント

マイクロソフト のロゴマイクロソフト 2014/09/19 23:22

 夏休みの宿題やゲーム、自由研究などでお子さんがパソコンを利用する機会も増えてきています。

パソコンでは、インターネットを見たりするだけでなく、ゲームをしたり、絵をかいたり、学習用のプログラムを行ったりさまざまなことができます。将来のためにも、自由にパソコンをいじらせてあげて、可能性を広げたい! と思う一方で、でも、ウイルスなど危険がいっぱいあるというし心配…そんな方も多いの

ではないでしょうか。

お子さんにパソコンを利用し始める際に悩むポイントを解説します。

 

家族共有パソコンを使うのは心配…

はじめてパソコンを触るお子さまには、まずは、家にある家族共有のパソコンを使わせてあげよう、というケースが多いと思います。でも、家族みんなが使っているパソコンだと、こんな心配をしてしまう方もいるのでは?

「私が使っている家計簿のファイルを壊されたりしないかな? 」

「仕事のファイルを誤って消されたらどうしよう」

 

「お気に入りに登録しているウェブサイト、家族に知られるのは恥ずかしい」

パソコン (Windows) では、利用する人それぞれで、「ユーザー アカウント」と呼ばれる設定を利用することができます。
パソコンがおうちだとすると、アカウントはそれぞれの部屋。自分の洋服や荷物を置いたり、自由に部屋のレイアウトを変更するように、それぞれの写真やファイルを保存したり、ウェブサイトのお気に入りを登録する、デスクトップの壁紙を変更することができます。

なお、Office などのアプリケーションは、パソコンにインストールすれば、全員のアカウントで利用することもできますので安心してください。

 

ウイルスの被害にあったらどうなるのかしら

お子さまにパソコンを自由に使わせてあげたいけど、「インターネットにはウイルスがいっぱいあると聞いた…」「ウイルスをインストールしてしまったら、どうなるのかしら」「子どもが誤った操作をしてしまってパソコンが壊れたりしないかしら」と心配になるものです。

きちんと対策をおこなっておくことで、ウイルスによる被害を最小にすることができます。

ポイント 1 : まずは基本のセキュリティ対策はしっかりしておこう

セキュリティ対策は、基本のセキュリティ対策が肝心です。被害を防ぐための設定をパソコンにきちんと設定しておけば、自動でウイルスなどのさまざまな脅威から守ってくれます。

ファイアウォールをインストールして常にオンにする

PC やソフトウェアを最新版に保つ
Windows を利用している場合は自動更新機能を使用してオペレーティング システムおよびソフトウェアを常に最新版に保ちましょう。そのほか、追加で利用しているアプリケーションも、更新しておきましょう。

セキュリティ対策ソフトウェアを利用する
Microsoft と提携しているマルウェア対策プログラム (Microsoft ヘルプとサポートのウイルス対策ベンダー リスト) や、マイクロソフトが提供している無償のマルウェア対策ソフトウェア Microsoft Security Essentials、あるいは Windows Defender を利用しましょう。また、セキュリティ対策ソフトウェアも最新に保つことが重要です。

サポート対象内の製品を利用する
サポートが終了してしまった製品は、セキュリティ更新プログラムやセキュリティ対策が提供されず、永遠の「ゼロデイ」にさらされ続けることになります。また、万が一、ウイルスの被害に遭ってしまったとしてもサポートを受けることができません。サポート対象の製品を利用するようにしましょう。

基本的なセキュリティが出来ているかは、「アクション センター」で設定を確認しておくことができます。


ポイント 2 : 被害を防ぐために「標準アカウント」を利用しよう

パソコンで使うアカウントは、利用する人に合わせて、パソコンを操作するための機能を制限することができます。たとえば、「管理者」アカウントではPCのすべての設定変更などを行うことができます。「標準」アカウントでは、重要な設定変更などができません。お子様が利用するアカウントでは、「標準」アカウントを指定しておけば、誤ってパソコンの重要な設定変更を行ってしまうことを防いだり、万が一ウイルスに感染したとしても、大きな被害を避けたりすることができます。

 

設定の詳しい手順は、「家族で使っているパソコンに自分用のユーザー アカウントを作成したい」を参考にしてくださいね。

 

成人向けコンテンツを見たりしないか心配

ひとりでお子さまがパソコンを操作できる年齢であれば、教育のためにも自由にパソコンを利用させてあげたいもの。
でも、「子供がアダルト サイトを見たりしないか…」「大人向けのゲームをしたりしないか心配」「夜中にこっそりパソコンをしていたら…」そんな心配はつきません。

そんな場合は、お子さまが利用するユーザー アカウントには、ペアレンタル コントロールなどの利用制限をつけておくことをお勧めします。

お子様に適したコンテンツや機能だけが利用できるように、多くの多くのセキュリティ対策ソフト (ウイルス対策ソフト、マルウェア対策ソフトなど) や、マイクロソフトが提供している無料の保護設定機能「ファミリ セーフティ」で、制限を行うことができます。

たとえば、こんな設定をしておくことができます。

・ パソコンは、夜の10時以降は利用できないように設定する

・ お子様向けのWebサイトと一般的な内容のWebサイトは見られるようにして、成人向けのコンテンツを提供しているサイトは自動的に禁止する

・ ダウンロードできるすべてのゲームやアプリについて年齢やコンテンツに基づくレーティング レベルを設定したり、特定の個々のタイトルについて許可または禁止する

 

保護者による設定手順は「Microsoft 製品のファミリ セーフティ設定」を参考にしてください。

ネット被害にあわないか心配

パソコン上での制限や設定を行っていても、オンライン上での行動すべてを監視や制限できるわけではありません。また、やみくもにすべてを禁止にしてしまうと、子供はパソコンで何もできず、楽しくありませんし、せっかくの成長の機会が失われてしまう可能性もあります。

 

安全にパソコンを利用するためには、子供本人がきちんとした意識を持ち、考えて行動することが大切です。何をやってよいか、何をやってはいけないか、お子さんと、インターネット上のしっかりパソコンを利用する際の「ルール」を取り決めておくことが重要です。

■ルール作りの例

パソコンを使う時間や使用場所はどうするか?
パソコンは一日2時間まで、夜は10時まで。ノートパソコンやタブレットなら家から持ち出さない、など、パソコンを利用する時間や使用する場所を決めておきましょう

アプリ、ソフトの利用は?
パソコンを利用していると無料のアプリやゲーム・ソフトウェアなどがたくさんあります。中には、非正規のものや、悪意を含んだものもあります。お子様がこうしたアプリを利用したい場合は、事前に相談する、などの注意点も話し合っておきましょう。アプリを利用してもよいか迷った場合は、「迷惑アプリに注意しよう」を参考に、利用してもよいか、確認しましょう。

オンライン上での会員登録は? 住所や名前を求められたら?
インターネットを利用している際に、ニュースサイト、無料ゲームやコミックを利用するための会員登録などがあります。「名前や住所を入力する場合は必ず親に相談し、登録を一緒に行う」などのルールを決めておきましょう。

ソーシャル ネットワークはどう利用する?
Twitter や Facebook のソーシャル ネットワークやブログ投稿サイトなどを利用してもよいか? 利用する場合は、どのようなルールにするのか? あらかじめ決めておきましょう。インターネット上でのコミュニケーションは、顔がみえないだけに、問題を起こす場合があります。

気を付けよう、SNS のトラブルと対策」も参考にして、危険性を話し合いながらルールを決めましょう。

ルールを守れなかった場合はどうするか?
せっかく決めたルールでも、守っていなければ意味がありません。ルールを守れない場合は一週間パソコン禁止などの取り決めをしておきましょう。お子さん自身が守れなかった場合はどうするか、一緒に考えて決めるのもいいですね。

定期的に話し合う場を設ける
ルールは、お子さんの年齢に応じて制限する範囲などを設定し、成長が進むにつれて見直しをしていくことが大切です。また、パソコンやインターネットは新しいサービスが登場したり、あたらしい危険性がでてくることもあります。ぜひ、定期的にお子さんと、パソコンを利用しているうえで感じていることや経験を話しあう場を設けましょう。

年代別に応じて、適切な「お子様のインターネット利用に関する年齢別ガイドライン」を参考にルール作りを決めてください。

パソコンは、お子様の学習や遊びに欠かせない時代になってきています。危険だから使わせない、ではなくて、きちんと対策をしてルールを作ることで、安心してお子さんもパソコンを使うことができます。ぜひ、楽しいPCライフをお子さんと楽しんでください。

村木 由梨香

日本マイクロソフト株式会社 セキュリティ レスポンス チーム セキュリティ プログラム マネージャー

マイクロソフト株式会社(現、日本マイクロソフト株式会社)に入社以来、Active Directory, Network, 証明書および暗号化を専門としたWindows エンジニアを経て現職。セキュリティの意識向上活動、インシデント対応に従事

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