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ゆりか先生のセキュリティ講座:PC を買ったら絶対にやっておくべき 3 つのポイント

マイクロソフト のロゴマイクロソフト 2014/09/19

新学期や新社会人、増税前のタイミングでなど、この春は新しい PC やタブレットを購入された方も多い季節なのではないでしょうか。「新しいPCで、早速、あのアプリをいれて遊ぼう!」と、その前に忘れてはいけないのが、セキュリティ対策です。

今回から数回に分けて、PC を購入したらぜひやっておきたいセキュリティ設定についてご紹介します。あたり前のようで、忘れがちなポイント。ぜひインターネットやアプリを楽しむ前や、もう PC を使っている方も、いまいちど確認してみてください。

まず、今回は、PC を買ったら最初に絶対にやっておくべき 3 つのポイントを紹介します。

1. 自分のアカウントとパスワード設定しよう

PCでは利用する人のアカウントを設定して利用する事ができます。まずは、PCを利用するためのアカウントとパスワードを設定して、他人が勝手に操作できないようにしましょう。

なお、Windows では、利用する人それぞれにあわせて、一台のPCに複数のアカウントを設定して利用することもできます。PC を家族で共有する場合は、それぞれが、アカウントとパスワードを設定しましょう。Office などのアプリケーションは、PC にインストールすれば、全員のアカウントで利用できますので、ご安心ください。

アカウントとパスワードを設定しておくと、こんな場面で役に立ちます。

PC やタブレットを紛失した時に他人に勝手に PC の中身を見られない

家族で共有している PC で、ひとりがウイルスに感染した場合でも、他の家族へは被害が及ばない

子供用のアカウントでは、利用できる機能を制限し、安全にインターネットを利用させることができる

設定方法は簡単。PC でアカウントを作成する方法 (Windows 8/windows 8.1) を確認してください。

また、Windows 8 なら、ピクチャー パスワードも利用できます。ぜひ利用してみてくださいね。

2. PC は最新の状態で利用できるようにしよう

Windows やOfficeなどのアプリケーションのソフトウェアには、脆弱性 (ぜいじゃくせい)と呼ばれるセキュリティ上の問題点があります。ウイルスなどに代表される悪意のあるソフトウェア (マルウェア) は、この脆弱性を悪用して、パスワードやクレジットカード情報を盗むなどの犯罪を行います。セキュリティ更新プログラムを PC にインストールすることで、脆弱性が修正され、マルウェアは、脆弱性を利用することができなくなります。

ソフトウェアやセキュリティの技術革新のスピードはとても速く、新たな攻撃手法も次々に出現します。最新の攻撃に備えるには、セキュリティ更新プログラムを適用し、最新の状態で PC を利用することがとても重要です。

PC を購入したら、すぐに以下を確認しておきましょう。

・ いま利用できるすべての更新プログラムをインストールしておく

Windows の PC なら、Windows Update を実行する事で、利用可能なすべての更新プログラムをインストールできます。

・ 今後、自動で更新が行われるように設定を確認しておく

Windows では既定の設定では自動で更新がインストールされます。念のため、設定を確認しておきましょう。

また、今後アプリケーションやソフトウェアを PC にインストールした際は、「更新を自動で受け取る」といったような設定があれば、設定を有効にしておきましょう。

3 マルウェア対策ソフトをインストールしよう

インターネット経由や USB メモリ経由など、さまざまな経路でウイルスなどの悪意のあるソフトウェア (マルウェア) は、あなたの PC やタブレットに入り込みます。最近は、「あやしそうなファイル」ではなくても、「普通に見えるファイル」でもウイルスが仕込まれているなど、自分の経験や勘で判断することはとても困難です。

マルウェア対策ソフト (ウイルス対策ソフト) は、あなたの PC やタブレットを自動的にこのような悪意のあるソフトウェアから保護してくれます。また、マルウェア対策ソフトは、ウイルスに感染した場合に駆除してくれるなど、いざというときの力強い味方になってくれます。マルウェア対策ソフトが有効ではないと、ウイルスへの感染率は飛躍的に高くなります。

マイクロソフトの調査では、マルウェア対策製品の保護が有効に機能しているPC と比較して、保護のない PC では、マルウェアおよび迷惑なソフトウェアへの感染率は、およそ 5.5 倍高い状況でした。

図 1: 保護された PC (緑) と保護されていない PC (赤) における、1000 台あたりの感染 PC の台数 (2012 年下半期の各月) 図 1: 保護された PC (緑) と保護されていない PC (赤) における、1000 台あたりの感染 PC の台数 (2012 年下半期の各月)

マルウェア対策を強化してコンピューターを保護する方法」を参考にして、マルウェア対策を必ずするようにしましょう。

PC を購入すると、マルウェア対策ソフトの体験版が付いていることもあります。体験版の試用期間が終わり、うっかり製品版の購入をするのを忘れてしまい、ウイルスに感染する、というケースもよくあります。早目に、対策をしておきましょう。

村木 由梨香

日本マイクロソフト株式会社 セキュリティ レスポンス チーム セキュリティ プログラム マネージャー

マイクロソフト株式会社(現、日本マイクロソフト株式会社)に入社以来、Active Directory, Network, 証明書および暗号化を専門としたWindows エンジニアを経て現職。セキュリティの意識向上活動、インシデント対応に従事

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