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キケン!高速道路の路肩停車 後絶たない追突事故

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 事故や故障で高速道路の路肩に緊急停車した車両に後続車が追突する事故が全国で相次いでいる。8月25日には徳島県の徳島自動車道で路肩のマイクロバスにトラックが追突して高校生ら16人が死傷し、兵庫県内でも同様の事故は後を絶たない。停車時に必要な発炎筒や表示機材の知識不足も背景にあるとみられ、県警が注意を呼び掛けている。(石川 翠)

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 県警高速隊によると、今年2月にはたつの市の山陽自動車道で、パンクで停車中のトラックに後続のトラックが追突し、車外にいた男性がはねられ死亡した。昨年2月にも加西市の中国自動車道で、接触事故後に停車中の大型トラックに軽乗用車などが追突する多重事故があり、男女6人が重軽傷を負った。

 道交法は高速道路上での駐停車を禁止し、携帯電話の通話などを理由に止まった場合は違反となる。車両故障や体調不良などでやむを得ず停車する際には、反射材などで目立たせる「停止表示機材」を設置して後続車に知らせることが義務付けられている。

 日本自動車連盟(JAF)兵庫支部によると、高速道路上に緊急停車した車両に対する救援出動は今年7月末までに2833件あり、月400件前後で推移。停車場所の大半は路肩で、タイヤのパンクやバースト、空気圧不足と、燃料切れで4割を超えるという。一方、停車に必要な停止表示機材の設置をしているのは「2割程度」と担当者は指摘。表示義務違反の場合、1点の減点と反則金6千円(大型車は7千円)が科せられる。

 事故車両だけでなく、後続車のドライバーも注意を払う必要がある。県警高速隊は「制限速度を超えて走行していると、ブレーキを踏んでも停止が遅れる。停車車両や人がいる可能性もあるので、前方注意と制限速度の順守を心掛けてほしい」としている。

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