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「サラダ料理に合う」スパークリング清酒 ほどよい甘味で「幸せな気分に」

神戸新聞NEXT のロゴ 神戸新聞NEXT 2020/07/01 10:00 神戸新聞NEXT/神戸新聞社
ラベルにもこだわった「YUI」。青色はさわやかさ、黄色は山田錦、ピンクは幸せを表す=加東市下滝野 © Copyright(C) 2020 神戸新聞社 All Rights Reserved. ラベルにもこだわった「YUI」。青色はさわやかさ、黄色は山田錦、ピンクは幸せを表す=加東市下滝野

 兵庫県加東市下滝野の神結(かみむすび)酒造は酒米「山田錦」を100%使ったスパークリング清酒「YUI(ユイ)」の発売を始めた。近年、各地の酒造会社で発泡清酒が売り出されているが、山田錦のみの発泡清酒は珍しいという。新型コロナウイルス感染症の影響で日本酒の出荷量が減少する中、同酒造は「ほどよい甘みで、日本酒になじみのない人でも飲みやすい。新たなファンを掘り起こしたい」と期待を寄せる。(中西大二)

 同酒造は4年前から日本酒とスパークリングを掛け合わせた商品の開発をスタート。専門家に指導を仰ぐなどして試作を繰り返してきた。背景には、夏は冬に比べて日本酒の消費量が落ちることから、暑い季節でも好まれる新感覚の酒を造る必要性があった。

 山田錦の古里にある酒蔵だけに、原料は地元産にこだわった。「YUI」はアルコール度数8%で、酒米の王者特有のフルーティーな味わいが特徴。酸味がしっかりしており、さわやかでのどごしもすっきり。同酒造は「特にサラダ料理に合う」とアピールする。

 今春、発売する予定だったが、同感染症の影響で延期に。この間、外出自粛などで日本酒の消費量が激減し、山田錦も減産を強いられるなど業界を取り巻く環境は厳しくなった。

 それだけに新商品に懸ける思いは強い。「YUI」は会社名の一字「結」から取った。酒で人と人とを結ぶ、との意味も込める。長谷川妙子専務は「コロナの暗い雰囲気が残るけれど、YUIを飲みながら、みんなが幸せな気分になってもらいたい」と話す。300ミリリットル。880円。同酒造TEL0795・48・3011

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