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八戸・吉野君の発明、実用新案登録

東奥日報 のロゴ 東奥日報 2018/04/17 18:51 東奥日報社
伊藤教育長(前列左)らに実用新案の報告をした吉野君(同中央)と母親の裕子さん(同右) © 東奥日報社 伊藤教育長(前列左)らに実用新案の報告をした吉野君(同中央)と母親の裕子さん(同右)

 八戸市少年少女発明クラブの会員、吉野秀(すぐる)君(吹上小4年)が考案した簡単に円が描けるコンパスの補助具が、特許庁の実用新案に登録された。16日、吉野君は同クラブの指導員らと市役所を訪れ、伊藤博章教育長に報告した。

吉野君が考案した「ラクラクコンパス」。上部に補助ハンドルと持ち手が取り付けられ、使いやすく改良されている © 東奥日報社 吉野君が考案した「ラクラクコンパス」。上部に補助ハンドルと持ち手が取り付けられ、使いやすく改良されている

 実用新案に登録されたのは、3月に行われた全日本学生児童発明くふう展で入選した「ラクラクコンパス」の補助ハンドル部分。コンパスのつまみ部分に可動式の円形の持ち手とコンパスの軸を回すハンドルを取り付け、使いやすさをアップさせた。

 昨年の5月ごろ、算数の授業でコンパスをうまく扱えなかったことをきっかけにアイデアを練り始めた。デザインを試行錯誤しながら、コンパスを使う際の動作を分析。持ち手にペットボトルのふた、ハンドルには鉛筆削りのハンドルを使うなど独自の発想を生かして7月に完成させた。

 報告を受けた伊藤教育長は「不便さに気付き、改善するアイデアを形にすることは誰にでもできることではない」と称賛。母親の裕子さん(47)は「一生に一度あるかないかのこと。息子のアイデアが認められた証を残せてよかった」と目を細めた。吉野君は取材に「誰も考えたことがない発明ができてうれしい」と語った。

 吉野君の発明は、特許庁関連のホームページで公開されている。企業などからの要望があれば商品化する可能性もあるという。

【2018年4月16日(月)】

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