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安倍氏警護の奈良西署、署員が「不当取り調べでうつ病」と県提訴…銃撃事件当日に公表予定

読売新聞 のロゴ 読売新聞 2022/08/06 09:08 読売新聞
奈良西警察署 © 読売新聞 奈良西警察署

 拳銃の実弾5発を盗んだと疑われ、不当な取り調べを受けてうつ病を発症したとして、奈良県警奈良西署の20歳代の男性巡査長(休職中)が5日、県に約710万円の損害賠償を求めて、奈良地裁に提訴した。

 訴状によると、男性は3月にうつ病を発症し、休職。1月以降、実弾を盗んだ容疑者として連日長時間の取り調べを受け、自白を強要されたことが原因だと主張している。実弾は実際には紛失していなかったことが7月に判明した。

 代理人の松田真紀弁護士は提訴後に奈良市内で記者会見し、「上司の命令に逆らえず、取り調べは任意捜査の限界を超えた強制捜査だった」と指摘。「『窃盗被疑者』として取り調べを受け、休職した半年間は決して取り戻せない」との男性のコメントを公表した。この問題は当初、7月8日に公表される予定だった。同署では前日から管内を訪れる安倍元首相の警護・警備の準備も進めていたが、8日に銃撃事件が起きた。

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