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現場近くカメラに不審者 事件後走り去る 神戸・組員射殺

神戸新聞NEXT のロゴ 神戸新聞NEXT 2017/09/13

 神戸市長田区で暴力団「任侠山口組」の男性組員が射殺された事件で、現場付近の複数の防犯カメラに、同組の織田絆誠代表(50)の車列近くで何かを手に持って構えるような不審な動きなどをする人物が写っていたことが13日、分かった。事件直後に現場から立ち去っており、兵庫県警長田署捜査本部は事件に関与した可能性があるとみて捜査している。

 同本部によると、事件は12日午前10時ごろに発生。織田代表らが分乗した3台の車列が路地から幹線道路に出ようとした際、指定暴力団神戸山口組組員とみられる男が車を先頭車両に衝突させ、車から降りた任侠山口組の楠本勇浩組員(44)に発砲し、死亡させたとされる。

 防犯カメラの一つは、幹線道路手前の路地を撮影。幹線道路沿いで起きた発砲の現場は写っていないが、車列の後方に現れた人物が何かを構えるような格好をした後、慌てた様子で引き返す様子を捉えていた。数秒後には、別のカメラが何かを手に走る姿を記録。その直後にもう一つのカメラがバイクで走り去る様子も捉えていた。

防犯カメラ映像に写った人物。事件直後、現場付近から走り去る様子が記録されていた(関係者提供) © 神戸新聞NEXT/神戸新聞社 防犯カメラ映像に写った人物。事件直後、現場付近から走り去る様子が記録されていた(関係者提供)

 一方、同本部によると、実行犯らが乗り捨てた車付近にはバイクのヘルメットが落ちているのが見つかったが、誰が使ったかは分からないという。

 同本部は13日、楠本組員の司法解剖の結果、死因は右目下への被弾によるくも膜下出血などで、即死に近かったとみられると明らかにした。後頭部から銃弾1発が見つかり、今後、銃弾の鑑定もする。

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