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看板:「む」の謎 ドライバーも「む?」 滋賀・近江八幡

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2017/04/21

 滋賀県近江八幡市津田町の畑の中に、「む」とだけ書かれた謎の看板が立っている。文字の大きさは縦横約1.5メートルで、全体の高さは5メートルほど。近くを通る湖岸道路からもよく見え、行き交うドライバーも「む! む?」と首をかしげて見ている。

 実は、看板には右にもう一文字「べ」の文字があり、「むべ」と伝えていた。ムベはアケビ科のつる性植物で、同地域周辺は「むべ谷」や「むべが原」という地名があったほどの自生地だった。

畑の中にぽつんと立つ「む」の看板=滋賀県近江八幡市津田町で、金子裕次郎撮影 © 毎日新聞 畑の中にぽつんと立つ「む」の看板=滋賀県近江八幡市津田町で、金子裕次郎撮影

 看板は同市北津田町で約300本のムベを栽培する「前出のむべ園」の経営者、前出幸久さん(81)が10年ほど前に設置した。しかし、今年3月中旬に吹いた強風で「べ」が破損。「む」だけが支柱に残された。

 「冬から春先にかけて、大雪や風の被害が大きかった」と話す前出さんだが、もうじきムベも開花する。11月ごろには訪れる人達にむべ狩りも楽しんでもらうために、今は復旧作業に大忙しだという。【金子裕次郎】

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