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空自機に新迎撃システム=標的情報を日米共有へ-防衛省

時事通信 のロゴ時事通信 2018/05/17 18:48 時事通信社
航空自衛隊に導入予定の早期警戒機E2Dと同型の米海軍機=2017年2月2日、山口県岩国市の米軍岩国基地 © 時事通信社 航空自衛隊に導入予定の早期警戒機E2Dと同型の米海軍機=2017年2月2日、山口県岩国市の米軍岩国基地

 防衛省は17日、敵ミサイルへの迎撃能力を強化するため、艦艇や航空機の間で標的情報を相互に共有する新たなシステム「共同交戦能力(CEC)」を、来年以降に本格運用する航空自衛隊の早期警戒機E2Dに搭載する方向で検討に入った。同システムを既に運用している米イージス艦との情報共有も可能になり、安全保障関連法に基づく米艦防護などへの活用を想定している。自衛隊と米軍の運用一体化はさらに進みそうだ。

 防衛省は今年12月から、4機のE2Dを空自に順次導入する予定。CECを空自機に搭載すれば、上空で探知した敵の長距離巡航ミサイルなどの情報が、離れた場所にいる海上自衛隊や米軍のイージス艦でも瞬時に共有される。その照準情報に基づき、イージス艦は迎撃が可能となる。 

 海自イージス艦は現在、自身のレーダーが標的を探知した場合にしか迎撃できないが、同省はCECを通じた海空の情報共有により「死角が低減する」(幹部)との効果を見込む。年末に策定する中期防衛力整備計画に反映させる考えだ。

 同省は、集団的自衛権行使を可能とする安保法の下、CECを運用する米軍との連携強化を進める。CECに関しては、2019~20年度に配備予定の海自イージス艦2隻に搭載する方針を決定済みで、海自のP1哨戒機や、23年度の運用を目指す陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」への導入も検討する。(了)

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