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関空:アクセス苦闘 連絡橋、業者は混雑時回避・相乗りも

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2018/09/15 00:21

 台風21号で被災した関西国際空港は第1ターミナルの南側部分やA滑走路の運用が14日再開され、旅客施設の全面復旧に向けた動きが加速している。対岸と空港を結ぶ連絡橋の鉄道は21日の再開を目指しているが、橋上の自動車専用道路の復旧は時間がかかりそうで、にぎわいを完全に取り戻すには空港への輸送や渋滞対策も課題になっている。

 連絡橋の道路は、片側3車線の上下線。関空に向かう下り線の橋桁がタンカーの衝突で破損し、一部が対面通行になっている。

 現在の空港島への通行手段は原則として、対岸のりんくうタウン駅から出る無料バスや、全国各地からのリムジンバス、神戸空港と往復する高速船「ベイ・シャトル」に限られている。

 西日本高速道路によると、昨年9月の通行量は1日平均で往復計約2万2800台。平常時と同じ台数が通ると渋滞は避けられず、空港関係者以外のマイカーやレンタカーの通行は禁止されている。

 空港施設の復旧に伴い、15日から始まる3連休で道路が混み合う可能性もある。関西エアポートは通行量を1時間当たり片道700台に抑えているが、朝の出発便が重なる午前6~9時ごろが連絡橋の交通量のピークになる。このため、同社は貨物や運送業者にこの時間帯を避けるよう要請し、復旧工事の関係者には相乗りをお願いしている。

再開した第1ターミナル。奥は橋桁の撤去作業が進む連絡橋=関西国際空港で2018年9月14日午前9時2分、本社ヘリから望月亮一撮影 © 毎日新聞 再開した第1ターミナル。奥は橋桁の撤去作業が進む連絡橋=関西国際空港で2018年9月14日午前9時2分、本社ヘリから望月亮一撮影

 また、高速船「ベイ・シャトル」は14日から24日まで、通常1日16往復の定期便に加え、先着順の臨時便を1日最大12往復運航する。

 国土交通省近畿運輸局は「連休でも大きな渋滞は起こらないと予測しているが、バスを長く待つ可能性はある。時間に余裕を持ってほしい」と呼びかけている。【蒲原明佳、山崎征克、山口知】

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