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『いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも』 オタク川柳の入賞作決定 主催者「オタクの高齢化を感じます」

withnews のロゴ withnews 2018/03/22 17:00 withnews

 「オタク川柳大賞」の入賞作品が本日発表されました。主催者が「オタクの高齢化を感じる」と話す今年の傾向について、話を聞きました。

今回が13回目

 オタク川柳を企画しているのは、インターネットのプロバイダー業を主力とする「インターリンク」(東京都豊島区)です。

 オタク川柳は2005年から始まり今回が13回目。寄せられた11762句のうち、最終選考に残った20句に対して、ユーザーからの投票で入賞作品を決めました。

 「何を言っているのかよくわからない」という人のために、社長の横山正さんが解説をブログで公表するなど、オタク以外でも楽しめるように工夫しています。

上位3作品はこちら

 上位3作品は以下の通り。横山社長の解説付きで紹介します。

【1位】

大賞の「ネ申 de 賞」に選ばれた句「いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも」(ポチパパ:40代)=インターリンク提供 © withnews 大賞の「ネ申 de 賞」に選ばれた句「いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも」(ポチパパ:40代)=インターリンク提供

 いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも

 (ポチパパ:40代)

 Bitcoinをはじめとする仮想通貨が世間を賑わせています。仮想彼女を持つポチパパ40代さんは、犬のポチを飼っていて独身と予想します。お金も彼女も大切ですし、どちらも仮想でいいよね、と同意を求められると、私としてはちょっとためらってしまいます。ちなみに仮想通貨は、英語ではcrypto currencyで本来は暗号通貨と翻訳されるべきものです。

【2位】

 アイドルに MajiでKoiする 50前

 (あかねん:30代)

 MajiでKoiする5秒前は1996年発売の広末涼子のデビューシングル。もうあれから22年。当時20代だった若者も、すでに50に手が届く年になりました。そんなおじさんが未だにアイドルに恋しているという、オタク界隈によくある風景を22年前のヒット曲タイトルにうまくからめた作品です。

【3位】

 厨二病 完治せぬまま 成人病

 (霜月秋:20代)

 厨二病とは、中二病のネットスラング(別称)で、中学2年生くらいの思春期にありがちなコンプレックスや自意識過剰を指し、伊集院光氏が最初の提唱者とされています。厨二病の症状に「大人になりたくない」ことから起きる諸症状というのがありますが、いくら大人になりたくなくても勝手に大人にはなってしまい成人病にもなってしまいます。霜月秋さんにおかれましては20~30年後に更年期となった厨二病を題材に川柳をお願いします。

傾向について聞きました

 インターリンクの広報担当者は、今回の特徴について「例年はその年のブームとなった物事を取り入れた句が人気だったのですが、今回はオタクの高齢化を感じます」と話します。

 「ネ申(1位)の句『いいじゃない 通貨も彼女も 仮想でも』にしても、仮想通貨の取引口座くらい持ってみるのが大人の嗜みとも言える昨今、大人の句と言えます」

 「2位にランクインした『アイドルに MajiでKoiする 50前』は、今から22年も前の広末涼子さんの1作目のシングル『MajiでKoiする5秒前』のパロディですし、『厨二病 完治せぬまま 成人病』が3位に入るなど、オタクの高齢化を連想する内容が人気を集めました」

予想外だった句も

 敗者復活枠としてエントリーされた『Wi-Fiが ないなら家に 帰ります(智鈴:40代)』が7位に入ったのは予想外だったといいます。

 「無駄がないそのままストレートな句が敗者復活で上位に入選したのは意外でした。今後も見落とされた名作がないか入選作以外も毎年注目していきたいと思います」

 これからのオタク川柳については、「高齢化するオタクを大切にしつつ、フレッシュな若いオタク層も取り込んでいきたいです」と話していました。

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