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【感動詐欺】業界人が24時間テレビのマラソンの“異様な裏側”を暴露!! 「車にランナーを乗せて移動するのではなく…」

TOCANA のロゴ TOCANA 2017/07/30 株式会社サイゾー

 その存在自体にも賛否があるものの、毎年8月下旬に放送される『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)。そして同番組の恒例企画といえば24時間をタレントが走り続けるマラソンだ。

 しかし、毎年必ずエンディングのタイミングでゴールするため、車にランナーを乗せて移動させているともささやかれている。あまりに絶妙なタイミングでのゴールのため、そう思われるのも仕方ないが、実際のところ24時間マラソンではどんな手法が使われているのか。関係者に聞いた。

© TOCANA 提供

「まず、車に乗せているという話はよく耳にしますが、これはあり得ません。なぜなら24時間マラソンは急ぐ必要がないからです。24時間で100キロ前後を走破するのは大変と思うかもしれませんが、実際は歩いてもゴールできる距離です。そのため、車に乗せて急ぐ必要はありませんし、スマホのカメラがあらゆる場所で狙っている時代ですから、そんなマネはしませんよ」(テレビ局関係者)

 どうやら車に乗せているという話は都市伝説のよう。だが、それとは真逆の行為はあるという。

「急ぐより、むしろ遅く走ってもらいたいのが本音なんです。一番の目的はエンディングに合わせてゴールさせるためです。さっさと走ってしまったら、場合によっては翌日の昼間にゴールしてしまいます。それでは視聴者に感動してもらえないので、時間調整の意味で遅く走らせます」(同)

 遅く走らせているとは驚きだが、ランナーが意識的に遅く走っているということか。

「ランナー本人には何も伝えません。まわりが遅くなるように仕組むんです。一番多いパターンは休憩時間を長くとることです。必要以上にここで時間を使っています。また、前方を走る中継車や警備の自転車の走る速度をわざと遅くして、時間を稼ぐこともあります」(同)

 ランナーは何も知らないそうだが、それもこれも早くゴールされては困るからだという。また、このような理由以外にも中継の電波が届かないエリアもあるため、生中継のタイミングにそのような場所を通過することがないよう、時間調整を行うこともあるらしい。

 さらに、感動を盛り上げるためのさらなる工夫もあるという。

「24時間の中盤あたりからランナーを疲労困憊の状態にしておかないとゴールの感動も薄れます。そのため、中継車をわざとゆっくり走らせたり、急に速度を上げたりして、ランナーの走る速度を上げ下げするんです。一定の速度で走るより疲れるので、真夜中には疲れがピークに達して明け方には本当に疲れ切った顔をカメラの前で見せてくれるんです」(同)

 あまりに無茶苦茶な話で開いた口がふさがらない。しかし、こうした手法を駆使したとしても体力が残っているランナーもいるはずだ。

「たしかに体力や持久力があって、遅れさせようと思っても、そうはいかない人もいます。でも、そのような方は事前練習で判明します。そのため、あらかじめスタート時間を遅めに設定したり、走る距離を長くしたりしているんです。24時間マラソンと言えば100キロというイメージがあると思いますが、2011年の徳光和夫さんはおよそ60キロ、2009年のイモトアヤコさんは約120キロと2倍も違います。それでもダメなら最終手段は直接ランナーにお願いして、わざと遅く走ってもらいます」(同)

 こうした裏技によって、ほぼすべての回でエンディングにゴールする劇的なシーンが出来上がっているという。だが、そこまでして見せたい感動とは一体何なのか。

 やはり、この番組は何かがおかしい。(文=吉沢ひかる)

※イメージ画像:「Thinkstock」より

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