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ポニーテール禁止、運動会での応援NG…生徒を苦しめるブラック校則の数々

SPA! のロゴ SPA! 2018/03/14 15:53 日刊SPA!

大人の社会では「働き方改革」、セクハラ撲滅運動の契機となった「♯MeToo」など、古い価値観から脱却しようとする兆しがあるが、学校はいまだに旧態依然のブラックボックス。暴力教師やブラック校則のヤバい実態を明らかにする。

◆生徒にも制度にも問題が。混迷を極める教育環境

 現代の生徒のなかにもモンスターは存在する。悩める教師の声を聞いた。

「ウチは制服校なんですが、ある日、生徒3人が私服で登校したんです。当然、そのまま授業に参加させられるはずもなく、彼らを生物室に隔離し、先生が見張ることに。すると彼らは鞄からエアガンを取り出して、撃ち合いを始めたんです。止めに入った先生をかいくぐり、そのまま屋上に上がって叫ぶ、撃つの大暴れ。たとえエアガンでも、生徒に銃を向けられることがあるなんて、思いもしませんでした」(地方・中学校教師)

 エアガンでも身体的危険性は十分だ。このような事態を防ぐために存在するのが校則だが、逆に生徒を苦しめているものも多い。東海地方のある私立高校教師は語る。

「ウチの高校は進学率が優秀と評判なのですが、それは校則と制度が厳しすぎるから。男子生徒は髪の毛が耳・眉にかかってはダメですし、校内で携帯の電源を入れてもダメ。破れば、1週間の停学処分になるんです」

 随分と重い処分だが、例外は一切認められないという。

「ある生徒が、祖母の容体が悪く、いつでも連絡が取れるように携帯の電源を入れていたのですが、それがバレて停学処分に。生徒も反省していましたが、ここまで成績のために徹底する必要があるのかと、強く疑問を感じています」

 昨年、大阪府の公立高校で地毛を無理やり染髪された生徒が府を提訴した。最近では、銀座の泰明小学校で、一式8万円を超えるアルマーニの標準服の導入が話題に。

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「ブラック校則をなくそう!」プロジェクトを手がけ、全国の校則を調査する荻上チキ氏は学校側の問題が可視化する原因をこう語る。

「人権意識の高まりが、学校版の♯MeTooのような動きとなり、世間がおかしいと感じる校則が問題視されるようになりました。生徒の人権に対する意識を、学校側が高めることが大切です」

<耳を疑うブラック校則>

※「ブラック校則をなくそう!」プロジェクトより

●ポニーテール禁止

「男子の欲情を誘うから」という理由で禁止に。「痴漢をされるような服装がダメ」という、時代遅れの考え方と同等な校則

●日焼け止め・リップ禁止

「オシャレだからという理由で禁止だが、日焼け止めは本来肌を守るためなので全員すべき」(荻上氏)。リップはトイレ以外で禁止

●カイロなど防寒具禁止

昔からの規則に新しいモノを足すのがそもそもダメなことが多い。マフラー、手袋など、子供の健康を守るためのアイテムも全部禁止

●運動会での応援禁止

「応援団以外の応援はダメという校則。先生が応援している人がいないかチェックして回る。何のための運動会なのか」(荻上氏)

― 常識崩壊する学校が危ない! ―

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