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地球の地下1000kmに「広大な海」を発見! 科学者「地底の海にエイリアンいる可能性」(最新研究)

TOCANA のロゴ TOCANA 2016/12/07 株式会社サイゾー

 地球を他の無数の惑星から隔てる特質はなんといっても豊富な液体の存在だ。地球表面の約70%を覆うこの広大な海が無ければ、生命が誕生し今日まで生き残ることは不可能だっただろう。これだけでも地球は格別に恵まれた惑星であるが、なんと最新の研究で地球内部にも巨大な海が広がっていることが判明したというのだ!

■地下1000kmに超巨大な海が広がっていた!

 英紙「Daily Mail」(11月25日付)によると、2つの異なる研究グループの調査から、地上の海洋と同量の水分が地下1000kmに存在することが判明したという。これまで世界中の誰もが夢にも思わなかった発見だが、我々の生活や地球の活動そのものに大きな影響を与えていたことが徐々に明らかになりつつある。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/12/post_11689.html

 米フロリダ大学と英エジンバラ大学の共同研究グループが、地下深くから採取された水滑石(ブルース石)と呼ばれるマグネシウム鉱石に水分が含まれていることを発見。地球内部にこれまでの試算よりも遥かに大量の液体が存在する可能性が示されたという。液体の正確な総量は不明だが、研究者らは地球重量の1.5%を占めると試算。これは、地上の海水の総重量に匹敵する量だ。研究リーダーのマイナク・ムカルジー教授が今回の発見について語っている。

© TOCANA 提供

「これほど深いところで発見された水滑石に水が保存されているとは思いもしませんでしたよ」(ムカルジー教授)「今後は、地球内部に貯蔵されている液体の総量を調べる必要があります」(同)

 また別の研究チームも、地表から外殻まで3分の1ほどの距離に水分が存在する決定的な証拠を発見している。米ノースウェスタン大学の研究者らが、ブラジル・サンルイス川近くの火山で約9000万年前のダイヤモンドを採取し調べたところ、結晶の原子配列が規則的ではなく、不完全であることを突き止めた。

 ダイヤモンドの形成過程で何らかの鉱物が混入したことを疑った研究グループが、顕微鏡でつぶさに観察したところ、驚いたことに通常は水に含まれているはずの水酸基イオンを発見。このダイヤモンドは結晶の不完全性からマントル下部で形成されているため、マントル内に水分が存在する決定的な証拠となったという。同研究グループを率いるスティーブ・ジェイコブソン博士によると、水分の循環が従来考えられていたよりもはるかに大規模に行われている可能性があるという。

■地球内部の海に未知の生物?

 地球内部の海は、地上にも大きな影響を及ぼしている。それというのも、プレート(地殻)の移動にはどうやら地球内部の海が関与していそうなのだ。海水が海洋プレートと混ざり合い、プレートの境界から地下に浸潤、マントルにその液体が混ざることで、岩石の溶解が進み、潤滑油のようにプレートの移動を助けているという。そして、もし地球内部の海が干上がってしまったら、地球が活動を停止する危険性があるとムカルジー博士は警告する。

「地球内部の液体はマントル対流を助ける働きがありますから、とても重要なものです。もし、液体が一滴も地球内部にないとしたら、マントル対流が十分に起こらず、やがて流れが止まってしまうでしょう。火山活動が停滞したら、地殻形成も起こりません。地球の活動も最終的には止まってしまうでしょう」(ムカルジー博士)

 地球内部の海の重要性は痛いほど分かったが、「地下」、「海」と聞いて気になるのは、やはり未知の生命の存在だろう。地下に広大な海が広がっているとなれば、地底人や宇宙人の地底基地など、これまで実しやかに噂されてきたオカルト話がグッと現実味を帯びてくる。

 米紙「New York Post」(11月29日付)などによると、今回発見された地底の海に「エイリアン」としか言いようがない生物がいる可能性は科学者も否定していないという。確かに、地上と隔絶された地下1000kmの海で我々が見たこともないような奇妙な生物が繁栄していてもおかしくはないだろう。また、これまでトカナで何度も報じてきた、火山や海中に出入りするUFOと、この海との関係も気になるところだ。いずれにしても今後の調査が楽しみである。続報に期待しよう。(編集部)

※イメージ画像は、「Thinkstock」より

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