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増殖中の「銭湯ランニングステーション」はお腹ぽっこりおじさんの救世主になるか!?

SPA! のロゴ SPA! 2018/09/23 08:32 日刊SPA!

 サラリーマンの悩み。それはパッとしない業務成績でもなければ、なかなか成長しない新入社員でもない。知らないうちにポッコリと出てきてしまった下っ腹だ。これに尽きる。「いまさら運動を始めたって手遅れだしな」なんて言っているとその腹は出ていく一方。たまに入ったスーパー銭湯で気休めのサウナに入り、汗をかいただけで健康になっているつもりの方はいないだろうか?

 そんなサラリーマンにピッタリだと話題になっているのが、近ごろ銭湯で目にすることの多い「銭湯ランニングステーション」である。ということで、若干下っ腹が気になってきた記者がこのサービスを利用してみた。その使い心地はいかに?

◆銭湯ランニングステーションとは?

 まずこの銭湯ランニングステーション(以下、銭湯ランステ)とはなんぞや? というところからだ。都内を中心に増えているこの銭湯ランステ。ランニングをする際、ロッカールーム代わりに使える銭湯のことをいう。このサービスの嬉しいところは銭湯の入浴料のみで利用できるということ。都内であればたったの460円で、走って汗かいた後に銭湯に浸かるという至福の時間を過ごすことができるのだ!

◆上野~浅草の街を走る

 銭湯ランステのもう1つの魅力。それは自宅の近所だけではなく、自分の好きな街を走れるということだ。ということで、記者は上野~浅草の街をチョイス。上野駅近くにある『寿湯』の暖簾をくぐり、番台に荷物を預ける。この銭湯には温度の違う2種類の水風呂があり、ランニングをした後に入ったら気持ち良いに決まっているのだ。そこを見越しての選択である。番台のおじさんの「いってらっしゃい!」という声に送り出され、記者は東の方向に見えるスカイツリーを目指して走り始めた。

 銭湯を出てすぐにある合羽橋で珍しい調理器具をチラ見しつつ、墨田川を越える。スカイツリーの周りにはこぢんまりとしたカフェが多く、休憩がてらにアイスコーヒーでもすするのもいいかもしれない。スカイツリーをぐるりと回り折り返す。帰りは少し道を変えて雷門の前を通る。人力車の活気も相まって走るペースがどんどん上がっていく。

 銭湯からスカイツリーまでは約3㎞。往復6㎞と運動不足のおじさんには少々キツいが、後に待っている銭湯のことを考えればなんのことはない。ツラければツラいだけ、より気持ちのいい風呂になるはずだ。

◆銭湯ランニングステーションなんて気持ち良いに決まっている!

 道草を食いながら1時間後、東京の下町を走り抜け、銭湯に戻ってきた。460円の入浴券を購入しすぐさま風呂に入る。備え付けのシャンプーで汗を流し、まずはぬるめの水風呂へ。太陽で火照った身体がスーッと冷えていく。露天風呂で再び身体を温め、最後は洞窟風にしつらえてある冷ための水風呂へ。仕事帰りの銭湯もいいものだが、ランニングをして汗を流したあとの銭湯は格別だった。

 風呂から上がると休憩室にジョッキでビールを飲む男性2人組がいた。この寿湯には缶ビールが売っているが、冷えたジョッキも無料で貸し出しているらしい。

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「頑張って走ったからビールくらいいいよね……」

 程よい運動ができて風呂にも入れて美味いビールも飲める。まさに一石二鳥の銭湯ランニングステーション。最後のビールはなんとか我慢してもらいたいところだが、少なくとも部屋でゴロゴロしながら唐揚げをツマミにビールを飲むよりかは何倍もマシである。<取材・文・撮影/國友公司、協力/寿湯>

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