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日本人に「筋トレ」は必要か?不必要か?

SPA! のロゴ SPA! 2017/07/20 日刊SPA!

次から次へと、よくわからない欧米発の横文字の健康法が乱立する昨今。とりあえず健康によさそうだと思って取り入れると、実は恐ろしいことになる可能性も……? そんな”健康オタク出羽守”に警鐘を鳴らす!

◆日本人に「筋トレ」は必要か?不必要か?

 筋肉には、長時間にわたって働くことのできる「赤筋」と、瞬間的に大きな力を発揮できる「白筋」がある。筋トレで鍛えると太くなるのは「白筋」なのだが、「アフリカ系人種は筋肉全体の70%、欧米人は50%が白筋であるのに対し、日本人を含む黄色人種は約70%が赤筋。よって、白筋を鍛える筋トレをしても効率が悪い。例えば激しい筋トレで筋肉を1kg増やし、脂肪を2kg減らすと、基礎代謝量の増加は一日あたり10kcalで、キャラメル1粒分にも満たない。つまり筋トレをして基礎代謝をアップしても“やせ体質”にはなれないということです」(医師の奥田昌子氏)

 この理論に異を唱えるのは『一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書』の著者・Yu Suzuki氏。確かに日本人は筋肉が太くなりにくいと認めながらも「筋トレで基礎代謝が上がらないのは全人類に言えることであって、人種別に考えるのはナンセンス。ただ、日本人は筋肉のダメージが回復しにくい遺伝子なので、欧米式のハードな筋トレを行うと逆効果になる可能性は否めません」。

 高タンパク低カロリーな食事を意識しつつ、適度な運動をするのが日本人向きと言えそうだ。

【奥田昌子氏】

内科医、健診医、産業医、医学博士。三菱ケミカル豊橋事業所健康支援センター勤務。『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』(講談社ブルーバックス)がヒット中

【Yu Suzuki氏】

日刊SPA! © SPA! 提供 日刊SPA!

パレオダイエッター。編集者・ライター。NASM(R)公認パーソナルトレーナー。著書『一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書』(扶桑社刊)がヒット中

※日本人とは?

「日本の国土で遺伝子を受け継ぎ、共通の生活習慣を持つ人々」(奥田氏)、「大陸との混血なく島国の中で代々生きてきた、ネイティブ」(化学者の寺尾啓二氏)。本特集では両氏の見解を折衷し「日本に生まれ育ち、現在も在住している人」と定義する

― 欧米の健康法は日本人に効かなかった ―

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